『Photoshop / Illustratorクイックマスター』を改訂しました!本書で学べる最新機能をご紹介します

ウイナレッジを運営する株式会社ウイネットは、2021年、ロングセラー教材シリーズ『Illustratorクイックマスター』『Photoshopクイックマスター』の改訂版を刊行しました。
『Illustratorクイックマスター』『Photoshopクイックマスター』は、Adobe Creative Suite(CS)の頃から制作・販売している教材で、多くの学校さまにご愛顧いただいてきました。
これまでにCS/CS2/CS3/CS4対応版、CS5/CS6対応版、CC対応版(制作時CC2017)を刊行してきました。
このたび刊行した『Illustratorクイックマスター』『Photoshopクイックマスター』は、現時点で最新のIllustrator 2021・Photoshop 2021に対応しています。
前回の『IllustratorクイックマスターCC』から4年ぶりの改訂です。

この記事では、『Illustratorクイックマスター』『Photoshopクイックマスター』に盛り込まれた最新機能についてご紹介いたします!
目次
「クイックマスター」シリーズについて

ウイネットの「クイックマスター」シリーズは、アプリケーションの基本から応用までの操作が身につく教材で、専門学校やPCスクールを中心に授業用教材として多くの学校さまにご採用いただいています。

クイックマスターシリーズの特長は「分かりやすさ」と「実践形式」です。
操作画面のキャプチャー画像を豊富に掲載し、操作手順を丁寧に説明しているので、「○○ボタンってどこ?」「この操作で合ってるのかな?」となることなく、初心者の方でも迷わずサクサク学習いただけます。
また、テキストに掲載している素材データはすべてDL可能なので、テキストの手順に沿って一緒に手を動かし、素材データを加工することで、楽しく効率的にアプリケーションの操作を学習できます。
『Illustratorクイックマスター』『Photoshopクイックマスター』改訂の概要
今回の改訂では、現時点でのIllustrator・Photoshopの最新バージョン、2021に対応しました。
操作画面の画像も2021のものを使用しています。
『IllustratorクイックマスターCC』『PhotoshopクイックマスターCC』発売当時のCC2017から2021までの間に追加された新機能を、テキストに追記・修正して紹介しています。
また、商品名から「CC」が外れて『Illustratorクイックマスター』『Photoshopクイックマスター』に変わりました。
お気づきかもしれませんが、Illustratorは2019以降、Photoshopは2020以降、アプリケーション名から「CC」という表記がなくなっているんです。
これに合わせて商品名からも「CC」を削除しました。
そして、表紙も、親しみやすいイラストの入ったデザインから洋書をイメージした大人っぽいデザインに刷新しました!
Illustratorクイックマスターは2021年3月、Photoshopクイックマスターは2021年7月に販売開始しました。
Adobeのバージョンについて
Illustrator・Photoshopは、CS6以降、Creative Cloud(CC)に移行し、バージョンごとのパッケージ販売からサブスクリプション形式に変更されました。
Creative Cloudでは、常に最新バージョンのアプリケーションを利用することができます。
なお、Adobe社は、Creative Cloudでは最新の2つのメジャーバージョンしかサポートしないことを発表しています(2019年5月)。
それ以前のバージョンをお使いの場合は、アップデートすることをおすすめします。
『Illustratorクイックマスター』どこが変わった?
『IllustratorクイックマスターCC』発売当時のCC2017から2021までの間に追加された新機能について、新たに項目を設けて紹介したり、これまでの手順の見直しを行ったりしました。
これにより、本文は6ページ増えました。
【追記した機能の例】
- パペットワープツール
- ツールバーのカスタマイズ
- フリーグラデーション
- バリアブルフォントへの対応 など
例えば、「フリーグラデーション」を学習する手順を新たに追加しました。
この機能を使うと、複雑なグラデーションを感覚的に設定することができます。

このように、他の新機能についても新たに項目を追加して紹介しています。
その他、テキストを読みやすくするために、説明の言い回しや改行位置などもひっそりと修正しました。
『Photoshopクイックマスター』どこが変わった?
『Illustratorクイックマスター』と同様、CC2017から2021までの間に追加された新機能について新たに項目を設け、素材を追加して紹介しています。
【追記した機能の例】
- オブジェクト選択ツール
- [被写体を選択]コマンド
- [コンテンツに応じた塗りつぶし]コマンド
- [空を置き換え]コマンド
- 曲線ペンツール など
すでにご使用になっている方も多いのではないかと思いますが、近年のアップデートで追加された「オブジェクト選択ツール」について、本書では以下のように紹介しています。
選択したいオブジェクトの周囲をざっくりと囲むだけで自動的にオブジェクトの選択範囲を作成してくれる、便利なツールです。

Adobe社は、人工知能(AI)を用いた技術「Adobe Sensei」を活用してCreative Cloudの機能を強化しており、Photoshopでも、この数年で、人工知能(AI)の搭載された便利な機能が増えています。

今回改訂した『Photoshopクイックマスター』では、これまでと同様に、素材データを加工することで新しい機能の使い方を学ぶことができます。
第2部では、一部の素材データのデザインを変更しました。
現行の『PhotoshopクイックマスターCC』をご使用になっていた方にも、新鮮に演習していただけるのではないかと思います。
おわりに
新しくなったクイックマスターも、授業のお役に立てると嬉しいです。

豊富な画面画像と丁寧な操作説明で、初心者の方のPhotoshop・Illustrator入門におすすめです。テキストの手順に沿って素材データを加工することで効率よく操作が身につきます。サーティファイ主催「Photoshop®クリエイター能力認定試験」「Illustrator®クリエイター能力認定試験」の対策用教材としても利用可能です。
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株式会社ウイネット
ウイナレッジを運営している出版社。
全国の専門学校、大学、職業訓練校、PCスクール等教育機関向けに教材を制作・販売しています。