
社会では、自分と相手との関係によって、適切な敬語を使うことが求められます。目上の人やお客様と話すときに、自然と敬語が出てくるように日頃から意識することが大切です。
また、敬語には、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。それぞれ使う相手や使い方が異なるため、意味をしっかりと理解しておきましょう。
(1)尊敬語
相手の動作や状態を高める表現を使うことにより、相手への経緯を表現する。
・動詞+「れる」「られる」(例:話す→話される、来る→来られる)
・お(ご)~になる(例:話す→お話しになる、書く→お書きになる)
・尊敬の動詞(例:話す→おっしゃる、食べる→召し上がる)
(2)謙譲語
自分の動作や状態を低める表現を使うことにより、間接的に相手への敬意を表現する。
・お(ご)~する(例:話す→お話しする、待つ→お待ちする)
・謙譲の動詞(例:話す→申す(申し上げる)、食べる→いただく)
(3)丁寧語
動作や状態を丁寧に表現する言い方で、相手に対しても、自分に対しても使う。
| 普通の言い方 | 丁寧な言い方 | 最も丁寧な言い方 |
|---|---|---|
| ~だ | ~です | ~でございます |
| (自分が)~する | (自分が)~します | (自分が)~いたします |
| いる | います | おります |
| ある | あります | ございます |
| そうだ | そうです | さようでございます |
今回は、間違えやすい敬語をまとめた「敬語力チェックテスト」をAパターン、Bパターンの2種類、それぞれ20問ずつご用意しました。正答には解説もついていますので、どこを間違えたのか見直す際に便利です。就職活動やインターンシップ前などにぜひご活用ください。


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