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学生から好かれるのはどんな先生?7つの特徴を解説

2023.03.22 (最終更新:2023.12.07) ワーク コラム

「なぜあの先生は多くの学生から好かれているの?」
「学生のためを思ってアドバイスしているのに嫌われている気がする」

このように感じたことはありませんか?

フランクに接しているのに、なぜか学生から距離を置かれてしまうと悩んでいる先生もいるかもしれません。いつも好かれている先生にはどのような特徴があるのでしょうか。

本記事では、学生から人気のある先生の特徴を7つにまとめました。好かれるどころか逆効果になりやすい行動にも触れているので、学生と関わる際の参考にしてください。少し意識を変えるだけで、学生からの印象が大きく変わるかも?

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学生から人気の先生にはどのような特徴がある?

いつも学生から好かれている先生っていますよね。人気の先生には、共通する特徴があります。ここでは主な7つをまとめました。

  1. 褒め方がうまい
  2. 誰にでも公平に接している
  3. いつも笑顔で明るい
  4. 学生と同じ目線で話を聞いてくれる
  5. 教え方が丁寧
  6. 厳しさと優しさを使い分けている
  7. 授業以外の知識や経験を共有してくれる

それぞれ詳しく解説します。

1.褒め方がうまい

直すべき箇所だけでなく、がんばった過程や結果も褒めてくれる先生は、多くの学生から支持を得やすいでしょう。特にZ世代と呼ばれる若者たちは、承認欲求が強い傾向にあります。「もう少しテスト勉強をがんばろう」「遅刻が多いから気を付けるように」などマイナス部分だけでなく、がんばっている部分も注目するように意識しましょう。

「クラスをまとめるのに欠かせない存在だから頼りにしているよ」「授業後も積極的に質問するようになったね」など、プラス部分を伝えることで学生は認められたと感じます。そうすると先生への信頼のほか、学校生活や将来へのモチベーションもアップするでしょう。

ただし、みんなの前で特定の学生だけ褒める、思ってもいないのに毎日過剰に褒めるのは逆効果。学生から「ひいきしている」「わざとらしい」と不信感を持たれてしまうかもしれません。対象の学生とだけ話す空間でさらっと褒める、ここぞというときにクラス全体を褒めるなどタイミングも重要です。

2.誰にでも公平に接している

多くの学生は、先生の不公平な態度に不満を持っているようです。ついつい「成績のよい学生ばかりにニコニコしてしまう」「苦手な学生に対して冷たくしてしまう」など、学生によって態度を変えていませんか?

行動や成績に関係なく、すべての学生を同じように扱ってくれる先生は、信頼も厚く好かれる傾向にあります。「なぜAさんの質問には丁寧に答えているのに、私には素っ気ないのだろう」と感じれば、学生は心を閉ざしてしまうでしょう。勉強へのモチベーションも下がってしまいます。

学生は見ていないようで、先生の表情や言動を細かく見ています。大丈夫だと思って特定の学生をひいきすれば信頼は得られません。公平な対応を意識しましょう。

3.いつも笑顔で明るい

先生に限らずいつも明るく笑顔な人は、自然と周りに人が集まってきますよね。ニコニコしている先生は近寄りやすい雰囲気で、学生に好かれる傾向があります。明るい先生と接することで、落ち込んでいた学生も思わず笑顔になるでしょう。

とはいえ、いつも過剰に笑ったり、お笑い芸人のような冗談を言ったりする必要はありません。笑顔で学生に挨拶する、話しかけられたときに明るく返事をするなど、ちょっとした場面で意識してみましょう。

4.学生と同じ目線で話を聞いてくれる

将来や学校生活について考える際、学生にとって強い味方となる存在が先生です。しかし「自分が学生の頃はもっと大変だった」「まだ若いから、もっとがんばれるだろ」など、上から目線で話す先生に学生は心を開きません。「否定ばかりでムカつく」「先生の時代とは違う」など、反感を買う結果となるでしょう。

確かに、一般的には年齢も経験も先生のほうが上かもしれません。しかし、学生が求めているのは上から目線のお説教ではなく、一緒に悩み考えてくれる先生です。

「企業Aと企業Bのどちらにエントリーするか悩んでいるんだね。確かにどっちも魅力的だね。一緒にそれぞれのメリットとデメリットを考えてみようか」

「アルバイトとテスト勉強の両立が大変なんだね。どのくらい勉強時間に充てられそうかな?その中で効率の良い方法を考えよう」など、同じ目線で話を聞き悩んでくれる先生には「本当に自分のことを考えてくれている」と感じて心を開いてくれるでしょう。

5.教え方が丁寧

クラス全員の学力が同じとは限りません。授業内容をすべて理解している学生もいれば、理解度が5割程の学生もいます。とはいえ、限られた時間の中で一人ひとりに指導するのは現実的に難しいですよね。

クラス全体のレベルを理解しながら、授業を進めていくためには工夫が必要です。教科書を棒読みするだけでなく、以下の工夫を取り入れてみましょう。

  • 図や表を作成して解説する
  • 授業の内容を質問し、アウトプットさせる
  • たとえ話を交えながら解説する

クラス全員の理解が深まるよう工夫した指導は、好感を持たれやすいでしょう。また「ここまでで不明な点はありますか?授業後でも良いいからいつでも質問に来てね」など、学生が質問しやすい環境を作ることも大切です。

6.厳しさと優しさを使い分けている

厳しい指導では学生から嫌われてしまうと感じ、優しい対応を心がけている先生も多いでしょう。しかし、優しいばかりでは学生と友達のような関係になりやすいため注意が必要です。かといって、いつも厳しい態度では学生との距離が広がってしまうでしょう。

校則を破ったり、クラスの輪を乱すような態度を繰り返したりする際には厳しく対応するべきです。しかし、他愛無い会話やイベントのとき、悩みを打ち明けられているときは優しく接するなどメリハリが大切。

普段は優しく、ときに厳しい態度で大切なことを教えてくれる先生は、学生にとって尊敬の的ともなるでしょう。

7.授業以外の知識や経験を共有してくれる

学生にとって、先生は人生の先輩とも呼べる存在です。授業の内容を教えることは大前提ですが、ほかにも色々な知識や経験を共有してくれる先生は、学生の興味を惹く存在となりやすいでしょう。

たとえば音楽の専門学校だったとしても休みの日を利用したキャンプの楽しみ方を共有してくれたり、悩みがあったときの対処方法について教えてくれたりなどです。

先生が社会人になってから経験した成功や挫折の話も、学生が将来を考えるために役立つでしょう。持っている知識を惜しみなく共有してくれる先生は、多くの学生から好かれる傾向にあります。

その努力は逆効果?かえって嫌われてしまう2つの要因

好かれる先生がいる一方、努力しているのに嫌われてしまう先生もいます。もしかしたら努力の方向性が間違っているのかもしれません。ここでは嫌われてしまう2つの要因を解説します。

苦手なことを無理矢理している

好かれたいと思うあまり、人気のある先生と同じことをしていませんか?たとえば、笑いを取るのがうまい先生をマネしても、苦手意識があると成果は出ません。「最近つまらないギャグばかり言って様子がおかしい」と、学生から不自然に思われることもあるでしょう。

好かれている先生の良い部分を取り入れることは大切ですが、苦手なことまで無理にマネする必要はありません。それよりも、自分の強みを活かした方法を考えてみてください。

たとえばWordやPowerPointを使った資料作りが得意なら、学生目線で理解しやすいプリントを作成してみるのはいかがでしょうか。教科書にプラスして配れば学生の理解度も上がり、授業がわかりやすい先生として人気が出るかもしれません。

プラスして会話の際に笑顔を心がけていれば、自然と学生からも心を開いてもらえるのではないでしょうか。

本やインターネットの情報に頼りすぎている

本やインターネットには人間関係の構築方法や、学生への対応方法に関する多くの情報が溢れています。確かに勉強にはなりますが、情報に頼りすぎて学生一人ひとりと向き合うことを忘れていませんか?

「とにかく褒めれば喜ぶ」「一緒にふざけていれば人気になれる」など、思い込みには要注意です。学生は一人ひとりタイプが違います。褒められて伸びる学生もいれば、怒られた悔しさをバネにして伸びる学生もいます。おちゃらけたノリの先生を見て、イラ立ちを覚える学生もいるでしょう。

目の前にいる学生はどのようなタイプなのか、何を感じているのかを優先して考えることが大切です。情報に頼りすぎないようにしましょう。

学生全員に好かれるのは無理だと理解する

好かれる先生の特徴や嫌われてしまう要因を解説しましたが、すべての学生に好かれることは不可能です。「好かれたい」「人気の先生になりたい」と意識しすぎると、一人の学生から嫌われたと感じた途端に辛くなってしまいます。

どんなに努力しても、先生を嫌う学生はいます。好かれることばかりを気にしては、対応がわざとらしくなったり、学生から不審がられたりしてしまいます。また、嫌われることを恐れオドオドしていては、学生から見下されることも。

先生なりにできることをやり切ったら、あとは堂々とするのも大切です。厳しい態度に反発する学生もいますが、社会人になってから「あの時、先生が叱ってくれなかったら道を踏み外していたかもしれない」と感謝するケースも多くあります。

学生と全力で向き合いつつも全員に好かれるのは無理だと理解し、学生の態度を気にしすぎないようにしましょう。

まとめ

学生から好かれる先生の特徴と、間違った努力の方向性について解説しました。10代後半〜20代前半は、デリケートな年代です。人間関係や将来の進路で悩む若者も多くいます。どんなに学生目線で対応しても、正しいと思って指導しても、反発されてしまうことがあるでしょう。

しかし、大切なことは好かれることではなく、社会に向けて羽ばたこうとしている学生のサポートではないでしょうか。本記事で紹介した好かれる先生の共通点も参考にしつつ、学生の将来がより良くなることを第一に考えて会話内容や授業を工夫してみてください。自然と学生から好かれる存在になれるでしょう。

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のメディアディレクター
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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