
「最近、麻辣湯(マーラータン)の看板をよく見かける」と感じている方も多いのではないでしょうか。特に10〜20代の女性の間で広がるその人気は、一過性のブームにとどまらない勢いです。
なぜ彼女たちは麻辣湯に惹かれるのでしょうか。この記事では麻辣湯の概要や、人気の背景にある価値観、ライフスタイルの変化をひも解きます。
目次
麻辣湯とは?麻辣湯と担々麺の違い

麻辣湯(マーラータン)は、中国・四川省発祥のスープ料理です。「麻(マー)」は花椒のしびれる辛さ、「辣(ラー)」はトウガラシの強い辛さを指し、この2つが合わさった刺激的な味わいが特徴です。
春雨や野菜、肉、海鮮などを自分で選び、スープで煮込んで食べる「ひとり鍋スタイル」なので、気軽に楽しめるのも魅力です。野菜を多く取り入れやすく、満足感がありながら重たくなりにくいため、ヘルシー志向の女性を中心に人気を集めています。
担々麺は、ごまをたっぷり使ったコクのあるスープが特徴の麺料理です。一方、麻辣湯は「薬膳スープ料理」としての側面が強く、牛骨や鶏ガラなどの出汁に数十種類の薬膳スパイスを掛け合わせたスープが持ち味です。担々麺よりも油分や塩分を調整しやすく、スープまで飲み干せるヘルシーさが支持されています。
麻辣湯はいつから流行っている?
日本で麻辣湯の人気が本格化したのは2024年頃からといわれています。韓国では一足早く2019年頃からトレンドとなり、SNSを中心に話題が拡散されました。麻辣湯の後にタンフル(フルーツ飴)を食べる「マーラータンフル」という造語も誕生したほどです。
こうした海外トレンドの影響に加え、日本国内での専門店の増加や、芸能人・インフルエンサーの発信、メディア露出の増加が重なり、Z世代女性の間で一気に人気が広がりました。
なぜ麻辣湯は女性に人気なのか?
麻辣湯が女性に支持される理由は、「辛くておいしい」だけではありません。花椒とトウガラシによる中毒性のある味わいに加え、具材を自由に選べる点が大きな魅力です。春雨や野菜中心にすれば、ボリュームがありながらもカロリーを抑えやすく、「たくさん食べたいけれど太りたくない」というニーズにもマッチします。
さらに、薬膳スパイスを使った料理であることから、「美容や健康に良さそう」というイメージも後押しになっています。結果として、「罪悪感が少ない食事」として認識されているのです。
麻辣湯が女子学生に刺さる3つのポイント
麻辣湯が人気を博す背景には、今の女子学生たちの価値観やライフスタイルにフィットする、いくつかの明確な理由があります。
- 具材をカスタマイズできる自由さ
- おいしくてリーズナブル
- SNSとも好相性
それぞれ見ていきましょう。
1.具材をカスタマイズできる自由さ
麻辣湯専門店の多くは、具材・辛さ・スープの濃さを自由に選べるスタイルです。その日の気分や体調に合わせて内容を変えられるため、「自分だけの一杯」を作る体験そのものが魅力になっています。ジャンキーな満足感と、野菜中心のヘルシーさを両立できる点も支持される理由の一つです。
2.おいしくてリーズナブル
麻辣湯は、専門店でも1,000〜1,500円前後で楽しめることが多く、学生にとって手の届きやすい価格帯です。外食としてはもちろん、市販のスープや食材を使えば自宅でも再現しやすく、コスパの良さも人気を後押ししています。
3.SNSとも好相性
カラフルな具材や異国感のある見た目は、女性たちの興味を引く写真映えするものばかりです。さらに、「自分で選んだ一杯」というストーリー性もあり、SNSとの相性が非常に良いと言えます。
SNSへの投稿をきっかけに会話が広がり、トレンドがさらに拡散される好循環も生まれているようです。
女性たちが並んでも食べたい麻辣湯の人気店
女子学生たちが放課後や週末に列を作るほど、麻辣湯専門店は人気です。味のバリエーションに加え、自分好みにカスタマイズできる楽しさやSNS映えする見た目で多くの女性を惹きつけています。ここでは、特に注目されている2つの人気店をご紹介します。
七宝麻辣湯
七宝麻辣湯は、自分好みに具材や辛さを選べるカスタマイズ式の麻辣湯専門店です。野菜や春雨、肉まで自由に選べるので、「ヘルシーに食べたいけど満足感も欲しい」という女子にぴったりです。
花椒のしびれる辛さとトウガラシの刺激がクセになり、辛さの調整もできるので、辛いものが苦手な方でも安心して楽しめます。カラフルでかわいい盛り付けはSNS映えも抜群で、友達とシェアすればさらに楽しさが広がります。
楊国福
楊国福は、本場・四川の風味を本格的に味わえる麻辣湯の専門店です。スープは香辛料とうまみが濃厚で、辛さやしびれのレベルを細かく選ぶこともできます。しびれる辛さを思い切り楽しみたい方におすすめです。
具材は定番の野菜や肉に加え、珍しいトッピングも豊富で、食べ応え重視のメニューがそろっています。カジュアルにサクッと食べられる店舗も多く、放課後や友達とのランチにもぴったりです。
自宅でも手軽に再現できる麻辣湯
クックパッドによる「食トレンド大賞2025」で、麻辣湯が第2位にランクインしました。自宅で簡単に作れる麻辣湯レシピを紹介する動画やSNSの投稿も増えています。
花椒がない場合は山椒を少量使う、くずきりを春雨に替えるなど代用できます。食欲をそそるしび辛スープはさまざまな食材と合うので、自分好みのカスタマイズを自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
かつての外食は、「早い・安い・満腹」が価値の中心でした。しかし今、若い女性たちが選ぶ麻辣湯は、少し違います。そこにあるのは、自分で具材を選び、辛さを決め、その日の体調や気分に合わせて「自分仕様」に整えるという体験です。野菜中心で罪悪感が少なく、SNSで共有すればコミュニケーションも生まれます。
女子学生たちが麻辣湯に惹かれる理由は、その一杯が「今の自分」を無理なく表現できる場だからなのかもしれません。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課









