職業として認知されるほど、Z世代の中では当たり前の存在となったYouTuber。これまでに多くの大学生や高校生YouTuberが誕生した今、注目を集めている学生YouTuberは、なんと中学生です。名前は「ちょんまげ小僧」。SNSを頻繁に見ている先生なら聞き覚えがあるかもしれません。
なぜちょんまげ小僧が注目を集めているのでしょうか。今回はその人気の秘密をリサーチしました。ほかの人気学生YouTuberも紹介するので、学生との会話ネタにお役立てください。
目次
大人気の中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」は何者?
大人も子どもも惹きつける大人気の中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」とは、一体何者なのでしょうか。メンバーやブームになったきっかけを解説します。
6人組の中学生グループ
ちょんまげ小僧は6人組の中学生グループです。メンバーは以下の6名。
- ちょんまげ小僧
- ナマズ
- 右足
- パンダ
- イソ・ギンチャク
- ひき肉
みんな個性的な名前で、これだけでもインパクトがあります。当時、小学生だった2022年12月16日から配信を始め、2023年の7月中旬にはチャンネル登録者数1,000人を達成。そこからわずか1か月で100万人を突破し、話題となりました。
2023年10月現在は登録者数が約151万人に達しており、過去には登録者数800万人超えの大人気YouTuberグループ「フィッシャーズ」とのコラボも果たしています。
ブームを巻き起こしている挨拶「ひき肉です」
配信開始から1年も経たずに登録者数150万人を超えたちょんまげ小僧ですが、ブームを巻き起こしたきっかけといわれているのが、メンバーひき肉の挨拶です。
両腕を大きく前後に広げ、裏声が混ざった声で「ひき肉です!」と元気の良い挨拶がTikTokやTwitterでバズり、多くの投稿者がマネした動画を配信するようになりました。挨拶を使った音源も作成されています。
何度も「ひき肉です」を繰り返した音源は、クセになって一度聞いたら耳から離れなくなるかもしれません。
ちょんまげ小僧はなぜ人気なのか?
ちょんまげ小僧は、なぜこれほどまでに人気を集めているのでしょうか。考えられる3つの要素を紹介します。
- 無邪気に楽しむ姿
- 異様に高いギャグセンス
- 大人顔負けの編集力
それぞれ解説します。
無邪気に楽しむ姿
ちょんまげ小僧の動画は、中学生らしく無邪気に楽しむ動画ばかりです。主に「1分間高速人狼ゲーム」「コミュ力王決定戦」などの企画動画を投稿しており、メンバー全員が楽しんでいる様子が伝わってきます。
無理して大人のように振舞おうとするのではなく、中学生らしく無邪気に楽しむ姿が微笑ましく「応援したい」という気持ちがこみあげてくるようです。
異様に高いギャグセンス
無邪気に楽しんでいるだけの動画だったら、ここまで大きな話題になることはなかったでしょう。ちょんまげ小僧の場合、中学生とは思えないギャグセンスの高さも話題です。
決して作りこまれた企画ではないものの、一人ひとりのツッコミやボケが秀逸。羞恥心を捨てた変顔も見どころの一つです。台本のようにわざとらしくなく、素のままにギャグを全力で披露する姿が視聴者を楽しませてくれます。
大人顔負けの編集力
ちょんまげ小僧の動画は、2〜10分程度と基本的に短いものがほとんど。しかし、サムネイルや効果音を入れるタイミングなど全体的にクオリティが高く、1本でも充分に満足感を得られます。編集は、メンバーのナマズが担当しているそうです。
マイペースにはしゃぐメンバーの発言や行動に的確なテロップやBGMを挿入し、視聴者を飽きさせない工夫が施されています。誰でもできそうな企画動画をこれほどまでに楽しめるのは、丁寧な編集の効果も大きいといえるでしょう。
まるでプロが編集を手伝っているかのようなクオリティの高さに、驚く視聴者も多くいます。
ちょんまげ小僧の人気動画3つをピックアップ
2023年10月3日時点で169本の動画を公開しているちょんまげ小僧ですが、なかでも人気の動画を3本ピックアップしました。
- 【報告】僕たち本気出します!!
- 【衝撃】コミュ力王決定戦お前ら流石にコミュ力あるよな!?
- 【人狼】時間ねぇ〜から1分間で決着つけろよ!!
試しに1本観るつもりが、気付いたらクセになって何本も観てしまうかも?
【報告】僕たち本気出します!!
再生数が1番多い動画です。今後挑戦したいことを一人ひとりコメントしていく内容ですが、全員がふざけながら話していて「本当に真剣?」と思わず突っ込みたくなる動画。しかし、最後には「毎日投稿を頑張りたい」と話しており、笑いを交えながら真面目なことも宣言する彼らを応援したい気持ちになります。
【衝撃】コミュ力王決定戦お前ら流石にコミュ力あるよな!?
コミュニケーション能力の高さを競っている動画です。冒頭では各メンバーが挨拶し、チャンネル登録者数が1,000人突破したことを喜んでいるのですが、その部分を切り取った動画がX(旧:Twitter)上でバズりました。これが「ひき肉です」の挨拶がブームになったきっかけといわれています。
今流行りのちょんまげ小僧って
— 南風暑太郎 (@rkUmWpq3h39pi73) July 29, 2023
四人組youtuber
登録者1000人突破時点で
県大会優勝したんかってくらい
テンション高いの面白いし、
ちょんまげ小僧でもナマズでも
イソ・ギンチャクでもなく
暴れそうなひき肉が一番冷静なの草
コムドットよりこの子達流行らせろ pic.twitter.com/iB5n6Tttai
上記ツイートのリプは47件、インプレッションは195万件にも上りました。
【人狼】時間ねぇ〜から1分間で決着つけろよ!!
人気ゲームの人狼を1分で終わらせる企画動画で、327万回も再生されています。全力で楽しむ姿が微笑ましく、メンバー同士の仲の良さを感じられる動画です。学生の頃を思い出して、懐かしい気持ちになる先生もいるかもしれません。
ほかにもいる!大人気の学生YouTuber3選
ちょんまげ小僧だけではなく、人気の学生YouTuberはほかにもいます。ここでは3組のYouTuberをピックアップしました。
- みなみチャンネル
- えるにーにょ
- ひまひまチャンネル
それぞれ見ていきましょう。
みなみチャンネル
チャンネル登録者数94万人を超える大人気学生YouTuberの「みなみチャンネル」。中学生のときからYouTubeをはじめ、現在は高校1年生。主に踊ってみた動画やメイク動画のほか、ルーティン系の動画を多数アップしており、女子学生の憧れの的となっています。
えるにーにょ
「動画みて元気出たって人が増えるように!」をモットーに活動している「えるにーにょ」。中学生から動画投稿を始め、現在は約86万人のチャンネル登録者数がいます。
投稿当初はゲームやデスク周りに関する動画がメインでしたが、最近は日々のルーティンや日常生活を多く配信しています。
ひまひまチャンネル
「ひまひまチャンネル」は、YouTuber歴7年目の大ベテラン。小学校の頃から配信を始め、2023年10月の時点では16歳の高校1年生です。学生のリアルな日常について投稿しており、同い年とは思えないおしゃれなセンスが、同年代の女子学生から支持されています。
まとめ
個人で気軽に動画が投稿できるようになった現在。多くの学生YouTuberが誕生しています。動画レベルも年々高くなっており、大人もびっくりするようなクオリティの動画がアップされることも。今後も学生YouTuberは増えていくでしょう。
楽しむだけでなく学生の本音やリアルを知れる機会にもなるので、時間のあるときに視聴してみてはいかがでしょうか。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課