
仕事や勉強に集中したいと思っていても、オフィスや教室の乾燥が気になってしまうことはありませんか。空気が乾いた室内で長時間過ごしていると、喉の違和感や肌の乾燥など、さまざまな不調に繋がることがあります。目に見えにくい乾燥ですが、実は集中力や体調にも大きく影響します。
本記事では、冬にオフィスや教室が乾燥しやすくなる理由をはじめ、乾燥によって起こりやすいトラブル、さらに今日から取り入れられる乾燥対策を紹介します。
目次
なぜ冬場のオフィス・教室は乾燥するのか?
冬になると暖房を使用する機会が増えますが、エアコンやヒーターによって室内の空気が温められると、相対的に湿度が下がりやすくなります。その結果、空気中の水分が奪われ、室内は乾燥した状態になってしまいます。
また、オフィスや教室には水分を発生させる要素が少なく、寒さ対策として窓を閉め切ったまま過ごすことも多い空間です。換気が不十分な状態で暖房を使い続けることで、乾燥しやすい環境ができてしまうのです。
オフィス・教室が乾燥していると起こりやすい4つの症状

空気が乾燥した環境では、体のさまざまな部分に不調が現れやすくなります。ここでは、乾燥によって起こりやすい代表的な症状を4つ紹介します。
- 喉の痛み
- ドライアイ
- 肌荒れ
- 集中力の低下
それぞれ解説します。
1.喉の痛み
室内が乾燥すると、喉の粘膜が乾き、ウイルスやホコリが付着しやすくなります。その結果、喉の痛みやヒリヒリとした違和感、炎症を感じてしまうことがあります。
2.ドライアイ
乾燥した空気に長時間さらされると、目の表面の水分が蒸発しやすくなり、ドライアイを引き起こすことがあります。特に、パソコンやタブレットを長時間使用する人は瞬きの回数が減り、目の乾きや疲れ、不快感を感じることが多くなります。
3.肌荒れ
空気の乾燥によって肌の水分や皮脂が失われると、いわゆるドライスキンの状態に陥りやすくなります。肌本来のバリア機能が低下すると、ハリ・ツヤが失われるだけでなく、かゆみや赤みを感じることもあります。手の甲や顔がカサつくと感じる場合は、乾燥が原因の可能性があります。
4.集中力の低下
喉や目、肌の不快感が続くと、知らず知らずのうちに集中力が低下してしまいます。中でもドライアイについては、ドライアイ研究会と参天製薬株式会社の共同研究により、労働生産性が落ちることが示されています。こうした状態が続くことで、業務効率や学習効率が落ち、結果としてパフォーマンスの低下に繋がるケースも少なくありません。
オフィス・教室が乾燥しているサインは?
文部科学省が学校保健安全法に基づいて定めている「学校環境衛生管理マニュアル」では、教室などの環境について、室温は17〜28℃、相対湿度は30〜80%の範囲が望ましいとされています。
湿度が40%を下回ると、喉や目の乾燥など、体調不良が起こりやすくなるため注意が必要です。温湿度計を設置して数値をこまめに確認することで、乾燥に気づきやすくなり、加湿器の使用や換気などの対策を始めるタイミングを判断できます。
オフィス・教室でできる簡単な乾燥対策5選

まずは、特別な道具を用意しなくてもすぐに始められる乾燥対策から紹介します。周囲に配慮しながら取り入れやすい方法を中心にまとめました。
- コップに水・お湯を入れて置く
- 水分補給をこまめにする
- 濡れタオルを活用する
- マスクを着用する
- 植物を置く
それぞれの対策について、具体的に見ていきましょう。
1.コップに水・お湯を入れて置く
コップやマグカップに水やお湯を入れて机周りに置くだけでも、蒸発によって室内にわずかな水分が補給されます。広い空間全体を加湿する効果は限定的ですが、手軽にできる乾燥対策としておすすめです。
机の端など、邪魔にならない場所に置くとこぼす心配も軽減できます。
2.水分補給をこまめにする
こまめな水分補給は、喉の乾燥を防ぐだけでなく、体内の水分不足の予防にも貢献します。冬場は温かい飲み物を選ぶことで、体を冷やしにくくなります。
また、しっかり水分補給をしたい場合は、カフェインを含まない飲み物を選ぶことがポイントです。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには利尿作用があるため、水や白湯、ノンカフェインのお茶などを意識するとよいでしょう。
3.濡れタオルを使用する
小さめのハンドタオルを濡らし、机の近くや暖房の風が当たる場所に干すことで、水分が蒸発しやすくなります。周囲の邪魔にならない位置に置くことがポイントです。使用後は丁寧に乾かし、衛生面にも配慮しましょう。
4.マスクを着用する
マスクを着用すると、吐く息によってマスク内の湿度が高まり、鼻や喉の乾燥を防ぐ効果が期待できます。特に喉の違和感が気になる人や、長時間会話をする場面で有効です。不織布マスクや保湿タイプのマスクを使うと、より効果を感じやすくなります。
5.植物を置く
観葉植物を室内に置くことで、植物から放出される水分が乾燥の緩和に繋がります。加えて、植物は光合成によって酸素を生み出すため、空間を快適に感じやすくなる点もメリットです。教室やオフィスでは、管理しやすく無理のないサイズの植物を選びましょう。
あると便利!オフィス・教室におすすめの乾燥対策グッズ5選

身近な工夫に加えて、便利な乾燥対策グッズを取り入れることで、室内の快適さはさらに向上します。ここでは、オフィスや教室でも使いやすく、取り入れやすいアイテムを中心に紹介します。
- 加湿器
- 加湿機能付き空気清浄機
- ペーパー加湿器
- 温湿度計
- 霧吹き
早速、見ていきましょう。
1.加湿器
オフィスや教室では、USB給電タイプの卓上加湿器など、コンパクトで場所を取らないものが使いやすいです。静音設計のタイプを選べば、仕事や勉強の妨げになりにくく、周囲にも配慮できます。机周りの乾燥が気になる場合に、手軽に取り入れられる定番アイテムです。
2.加湿機能付き空気清浄機
加湿と同時に、ホコリや花粉、ウイルス対策も行えるのが加湿機能付き空気清浄機の特長です。人の出入りが多いオフィスや教室で、空気環境を総合的に整えたい場合に向いています。広めの空間をカバーしたいときにも便利です。
3.ペーパー加湿器
ペーパー加湿器は、電源不要で設置できる手軽な乾燥対策グッズです。水を含ませるだけで自然に蒸発し、倒しても水がこぼれにくいため、共有スペースでも安心して使えます。机や棚の上など、省スペースで置ける点も魅力です。
4.温湿度計
室内の湿度を数値で確認できる温湿度計は、乾燥対策の基本となるアイテムです。湿度が低すぎると乾燥トラブルが起こりやすく、逆に高すぎると結露やカビ、ダニの原因になることもあります。数値を把握することで、オフィスや教室の湿度を適切な状態に保つことができます。
5.霧吹き
霧吹きを使って室内に軽く水分を与える方法も、簡単な乾燥対策の一つです。カーテンや布製のイス、ソファーなどに、湿る程度に吹きかけることで、空気中の乾燥を和らげることができます。吹きすぎには注意し、様子を見ながら行いましょう。
まとめ
オフィスや教室の乾燥は、喉や目、肌の不調だけでなく、集中力や業務効率の低下にも繋がりやすいものです。特に冬場は暖房の使用によって乾燥しやすくなるため、早めに対策を意識することが大切です。
水の入ったコップを置く、水分補給を心がけるといった身近な工夫に加え、加湿器や温湿度計などのグッズを取り入れることで、無理なく乾燥対策を行うことができます。
日々の小さな対策の積み重ねによって、快適な室内環境が実現します。できることから少しずつ取り入れ、仕事や勉強に集中しやすいオフィス・教室環境を整えていきましょう。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課









