授業がある日は、1日中立ちっぱなしのこともありますよね。そのため、夕方には足がパンパンで「靴がきつい」「足取りが重い気がする」と悩む先生は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は足のむくみに悩む先生向けに、押すと効果的なツボを紹介します。見直したい生活習慣なども解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
なぜ夕方になると足がパンパンになってしまうのか?
そもそも、なぜ夕方になると足がパンパンにむくんで足が重くなってしまうのでしょうか。むくみが発生する仕組みを簡単に解説します。
体内の血液は心臓から送り出され、全身を巡って再び心臓に戻ることを繰り返して栄養や酸素を運びます。この時、下半身を巡った血液は、ふくらはぎの筋肉によるポンプ作用によって上半身に押し上げられるのです。
しかし、立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢が続くと筋肉が動かず、ポンプ機能もうまく作用しません。そのため、血液の流れが悪くなり、下半身に溜まった血液中の水分が血管から染み出してむくみが発生してしまうのです。
授業の合間に!足の重さをスッキリ解消させる3つのツボ
むくみを発生させないためには、足の筋肉を鍛えることがポイントです。しかし、毎日の授業でそれどころではないという先生も多いと思います。そこでむくみを解消させる3つのツボを紹介します。
- 足三里(あしさんり)
- 三陰交(さんいんこう)
- 承筋(しょうきん)
少し押すだけでも効果が期待できるので、授業の合間に試してみてはいかがでしょうか。ツボの位置はこの後詳しく解説します。
足三里(あしさんり)
足三里は膝の皿の外下にあるツボです。押すことで体に溜まった老廃物の排出を促し、疲れを和らげてくれる効果が期待できます。むくみ以外にも胃の不調に効くとされており、あの松尾芭蕉も足三里に灸を据えながら旅をしたのだとか。
足三里の位置は、ひざのお皿の下から指4本分下のすねの外側にあるくぼみです。痛いけど気持ち良いと感じる程度の強さで押してみましょう。
三陰交(さんいんこう)
三陰交は脚の内側、足首より少し上にあるツボです。冷えやむくみに加え、女性特有の症状にも効果的といわれています。
三陰交を押すときは、まず、足の内くるぶしの一番高いところに小指を置きましょう。そこから指4本分上、骨と筋肉の境目あたりで押して痛みを感じる部分が三陰交です。息を吐きながら強い痛みを感じない程度に、3回ほどゆっくりと押してください。
承筋(しょうきん)
承筋はふくらはぎの筋肉の一番高く盛り上がっている位置にあるツボです。ふくらはぎのポンプ機能に働きかけ、血流を改善する効果が期待できます。他に腰から背中にかけて広がる痛みにも効果があるとされています。
押す時は足を両手で包むように持ち、両方の親指を承筋にあてがいましょう。痛いけど気持ち良いくらいの強さで、1回3秒×10回ほど繰り返して押してください。
まとめ
むくみによる足の重さは、同じ姿勢が続く状態や運動不足による筋力低下によって発生しやすくなります。毎日の運動を心がけたいところですが、授業で忙しい毎日の中に取り入れることは難しいですよね。ですが、ツボ押しなら授業の合間に気軽にできるので、ぜひ試してみてください。
また、普段の生活習慣もむくみに影響している可能性があります。味の濃いものが好き、アルコールが好きという人は、少し控えることを意識してみましょう。また、適度な運動や睡眠も非常に大切です。つらいむくみとサヨナラするためにも、できそうなことから試してみてはいかがでしょうか。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課