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【2】わり算(3ケタ÷2ケタ)の計算【プリント無料DL&配布OK!】

2022.05.18 (最終更新:2022.07.14) 記事 教務情報

連載学生の「数学嫌い」を克服!つまずき解消ピンポイント解説&演習

基礎学力分野の中でも特に苦手意識を持つ学生の多い「数学・算数」。この連載では、小学校算数まで立ち返り「学生がどこでつまずいたのか」「どうすれば克服できるのか」を解説!各回には「学生に配布可能な練習プリント(PDF)」もついています。ぜひ学生の苦手克服にお役立てください。

学生が「算数・数学嫌い」になってしまう原因の一つは、算数・数学が「積み上げ型学習」であること。
前の単元の上に新しい単元の知識を積み上げていく学習では、学習していて一度わからなくなると、そのあともあちこちでほころびが出てしまいます。
まずはどこでつまずいているのかはっきりとさせ、コツコツとそのほころびを修復し、軌道をもとに戻していくことが大切です。

本シリーズでは、数学に苦手意識のある専門学校の学生さんが、小学校~高校までで「つまずいた」であろう単元を簡単にサクッとわかりやすく解説します。
さらに記事に付属の「練習プリント」をお使いいただくことで、学生さんのつまずきをスッキリ解消&苦手意識を克服していただけます。

第2回となる今回のテーマは「わり算(3ケタ÷2ケタ)」です。

わり算(3ケタ÷2ケタ)の計算

前回の第1回でも確認しましたが、積み上げ型学習である算数・数学の根底にあるのはやはり四則演算です。
今回は、小学校4年生で学習する「わり算(3ケタ÷2ケタ)」を取り上げます。

「わり算(3ケタ÷2ケタ)」は、小学校算数のつまずきポイントの第2関門です。
どのような点につまずくことが多いのでしょうか。それぞれを順番に見ていきましょう。

「わり算(3ケタ÷2ケタ)」のつまずきポイント

「わり算(3ケタ÷2ケタ)」の計算のつまずきポイントは、以下の3つです。

  1. わり算の筆算が苦手
  2. 「かけ算」「ひき算」「たし算」を全て使わなければならない
  3. 商が予想できない

対処法としては、3ケタ÷2ケタの前の2ケタ÷1ケタのわり算の筆算を確実にマスターするところからはじめ、少しずつステップアップをしていくといいでしょう。

また、かけ算、ひき算、たし算といったわり算以外の四則演算も駆使しますので、四則演算に苦手意識のある学生さんは総合的な計算力を鍛えるのも重要です。
焦らずに基礎力を積み上げましょう。

わり算の筆算

わり算の筆算で多いのが、商を書く位置がわからないというものです。

わり算の筆算のポイントは次の2つです。

1.上の位から順に計算する

筆算をしているうちに位がずれていったりすることがあります。
最初はガイド線を縦に引いたり、方眼のマス目を使って練習するなど、つねに位を意識するようにアドバイスしましょう。

2.〈たてる〉→〈かける〉→〈ひく〉→〈おろす〉の4ステップを商と余りが求まるまでくり返す

基本の4ステップのおさらいです。

計算に慣れてきたら、それぞれ割られる数、割る数の桁数を多くしていき、徐々に筆算に慣れていきましょう。

九九の練習

素早くわり算の計算をするには、九九をしっかりと習得していることが重要です。
九九を習得するには、かけ算九九の表を使い、繰り返し練習するのが王道です。
特に苦手な段は集中的に特訓しましょう。

上の九九の表は、「青色の縦の数字と横の数字をかけると赤色の部分の数字になる」というものです。
はじめは青色の数字をそれぞれかけてランダムに九九を練習していき、慣れてきたら、縦か横の数字を固定し、赤色の数字を隠して、答えをいう練習をしていきましょう。

わり算の筆算の習得のカギは、「お手本をまねてとにかく型(パターン)を覚え、反射的に出てくるようにする」こと。
また、このような練習は体系的に行うのもポイントです。

四捨五入を使い、概数に直して商の見当をつける方法

わり算(3ケタ÷2ケタ)のつまずきポイントの中でも、最難関が「商が予想できない」ことです。

ここで、ちょっとしたコツをお伝えします。
はじめからぴったりした商を探そうとするのではなく、まずは四捨五入を使って、割る数、割られる数をそれぞれ概数にして、商の検討をつけましょう。

あとは練習あるのみです。

練習プリントDL

  • わり算の筆算の練習
  • 表を使った九九の練習
  • 商を立てる練習

ができるプリントをご用意しました。

こちらのPDFファイルは、

  • 印刷して学生に配布
  • 学内学習支援ツールへのアップロード・ファイル共有

等の形でご利用いただけます。
不特定多数の方が閲覧可能な形でのアップロード・再配布はご遠慮ください。

学生の皆さんのつまずき解消にぜひお役立てください。

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この記事を書いた人
宮腰 聖子

宮腰 聖子

真南風文藝工房 編集者・ライター・サイエンスコミュニケーター
工学修士(航空宇宙学)
自動車メーカーでの先行開発エンジニアを経験した後、理系教材編集(小中高理科テスト編集・高校数学・中学校理科教科書編集)職に転向。
近年は環境・航空・宇宙・自動車・理科・数学・サイエンスなどを中心に幅広い分野での執筆活動にも取り組んでいる。

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