
「カイロは冬だけのもの」と思っていませんか?連日の猛暑で室内外の温度差が大きい今、実は冷房による冷えに悩む人が増えています。我慢していると、体調不良を引き起こす恐れも。
そのようななかで注目を集めているのが、低温で体をじんわり温めてくれる「夏用カイロ」です。本記事では夏にカイロを使う3つのメリットと正しい使い方、注意点を解説します。「冷房による冷えがつらい」「温度差で体がだるい」と感じている先生は、夏でも温活を始めてみませんか?
目次
そもそも「夏用カイロ」とは?特徴や冬用との違いを解説

夏用カイロには、どのような特徴があるのでしょうか?冬用との違いも解説します。
低温・長時間設計で快適に使える
一般的な冬用カイロの表面温度が平均50〜60℃であるのに対して、夏用カイロは40〜50℃前後と控えめに設計されています。そのため肌への負担が少なく、夏場でもじんわりとした温かさを感じられるでしょう。冷房により体の冷えやすい環境でも、無理なく温活できます。
弊社商品の#ホッカイロ Hokkairon 冷房対策用カイロが
— コーワ健康情報局 (@kowahealthcare) July 23, 2025
夏の「温活グッズ」としてTBS情報番組THE TIME, に取り上げられました🎉
記事はこちらhttps://t.co/9YaoemlAf6
薄着でも目立ちにくい、
ここちよいあたたかさの貼るカイロです。
夏の冷え対策にぜひお役立てください! pic.twitter.com/QYNKg868xE
薄型で目立ちにくく、夏服にも使いやすい設計
夏向けに作られているカイロの多くは貼るタイプですが、薄型設計で体にフィットしやすく、薄手の衣類にも響きにくいのが特長です。オフィスや電車内など、外出先でも人目を気にせず気軽に使用できるでしょう。
夏用カイロを使う3つのメリット
夏用カイロを使って体を温めることは、体調管理に役立ちます。代表的なメリットは、次の3つです。
- 冷えによる体調不良を防げる
- 肩こりやだるさの軽減に繋がる
- リラックス効果を得られる
それぞれ解説します。
冷えによる体調不良を防げる
冷えは全身の血行を悪化させ、内臓の機能低下を引き起こす場合があります。冷房が効いた環境に長時間いると、お腹や腰まわりが冷え、腹痛や下痢などの消化器系の不調を感じる人も少なくありません。
夏用カイロを体に貼ることで内臓を冷えから守り、体調不良を未然に防ぐ効果が期待できます。夏でも内側から体を温めることは、健康的な毎日を送るうえで大切なポイントといえるでしょう。
肩こりやだるさの軽減に繋がる
冷房の効いたオフィスや電車内では、無意識のうちに体が縮こまって筋肉が緊張しがちです。これによって血行が悪くなり、首や肩のこり、全身のだるさなどの症状が出るケースもあります。
そこで活躍するのが夏用カイロです。温めることで筋肉のこわばりが和らぎ、血行が促進されます。特に長時間のデスクワークや冷風が直接あたる環境では、温めることで体が軽く感じられる先生も多いでしょう。
リラックス効果を得られる
温かさには、精神的な落ち着きを促す働きがあります。温かいと感じることで副交感神経が優位になり、心拍数や血圧が落ち着くためです。じんわりと温めることで体の緊張がほぐれ、リラックスした気持ちを感じられます。
スムーズな入眠を促す効果も期待できるため、冷房による冷えで寝つきが悪いと悩む先生は就寝前に夏用カイロを使ってみましょう。ただし、寝る前には剥がすのを忘れないようにしてください。
関連記事: 【冬の必需品】カイロの再利用法おすすめ4選!正しい捨て方も解説
夏用カイロを貼るおすすめの場所5選

どこに貼るかで温まり方は変わります。温めたい箇所や症状によって、肌に直接貼るタイプや衣類に貼るタイプを使い分け、貼る位置を変えてみましょう。おすすめは、次の5箇所です。
- 首
- 背中
- お腹
- 腰
- ふくらはぎ
それぞれ解説します。
1.首
首には太い血管や神経が集中しているため、温めることで全身の体温調節に役立ちます。冷房の風が直接あたりやすい首元は、夏でも冷えを感じやすい部位のひとつ。冷房による冷えで、首や肩が凝り固まっていると感じる先生におすすめです。
2.背中
背中の中央、特に肩甲骨の間にある脊柱起立筋を温めることで、自律神経のバランスが整いやすくなるといわれています。夏場はストレスや冷房による緊張で交感神経が優位になりやすく、不調の原因になりがちです。
夏用カイロを貼ることで副交感神経の働きが促され、リラックス感を得やすくなるでしょう。背中は冷えを自覚しにくい部位でもあるため、意識的に温めることで体調維持にも役立ちます。
3.お腹
お腹は内臓が集中する大切な部位であり、冷えると消化器の働きが鈍くなったり、腹痛を引き起こしたりすることがあります。夏用カイロをお腹に貼ることで内臓の冷えを防ぎ、代謝の維持やホルモンバランスの安定に繋がります。
特に女性は子宮や卵巣まわりの血流が影響を受けやすいため、冷房の効いた室内では積極的に温めることが大切です。
4.腰
腰まわりの血流を促すことで、冷えやむくみの改善に役立ちます。特に長時間座りっぱなしのデスクワークでは血行が悪くなりやすく、冷えに悩む先生も多いのではないでしょうか。
夏用カイロを腰に貼ることで骨盤周辺の血流が良くなり、冷えによる腹部不調の予防に繋がるでしょう。慢性的な腰痛対策としてもおすすめで、日頃から温活として取り入れる先生も増えています。
5.ふくらはぎ
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれており、全身の血液を心臓へ戻すポンプのような働きをしています。冷房で足元が冷えると循環が滞りやすくなり、むくみやだるさを引き起こす原因に。
夏用カイロをふくらはぎに貼ることで下半身の冷えを和らげ、血流を促進する効果が期待できます。長時間同じ姿勢でいることが原因のむくみにも効果が期待できるため、デスクワークや立ち仕事の多い先生にもおすすめです。
夏用カイロを使う際の注意点4つ
冷え対策に便利な夏用カイロですが、いくつか注意点もあります。以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
- 長時間の連続使用は避ける
- 肌に直接貼らない
- 貼ったまま寝ない
- ほかの対策と併用する
それぞれ解説します。
1.長時間の連続使用は避ける
冬用に比べて、平均温度が低く抑えられているのが特徴の夏用カイロ。しかし、同じ部位に長時間連続して貼っていると、低温やけどのリスクがあります。特に薄着の季節は肌への熱がダイレクトに伝わりやすいため、使用状況のこまめな確認が大切です。
製品によって持続時間が異なるため、使用時間の明確な限度は決められていません。しかし、なるべく1〜2時間ごとに肌の状態をチェックし、違和感を覚えたらすぐに剥がしましょう。
2.肌に直接貼らない
薄着の多い夏場でも、衣類に貼るタイプのカイロを素肌に直接貼るのはNGです。夏用カイロでも直接貼れば熱がこもりやすく、低温やけどのリスクが高まります。敏感肌の人は、肌トラブルの原因となることも。必ずインナーやシャツなど、1枚布を挟んで使用しましょう。
3.貼ったまま寝ない
就寝中は体温調整が鈍くなりがちなため、貼ったまま眠ると低温やけどのリスクが高くなります。特に布団の中は熱がこもりやすく、思った以上に体が温まりすぎてしまうことも。
リラックス目的で寝る前にカイロを使うのは問題ありませんが、眠りにつく前には必ず剥がしましょう。寝落ちしやすい先生は、就寝30分前に貼って布団に入るタイミングで剥がす、もしくはタイマーをセットして取り外す習慣をつけると安全です。
4.ほかの対策と併用する
夏用カイロだけでなく、ほかの冷え対策と組み合わせて使うとより効果的です。たとえば足元の冷えならレッグウォーマー、お腹の冷えなら腹巻も使うのもおすすめ。また温かい飲み物を飲む、シャワーだけでなく湯船に浸かる、冷たいものの摂りすぎに注意するといった生活習慣の見直しも大切です。
まとめ
夏の冷え対策として注目される夏用カイロは、低温と薄型の設計で快適に使える点が魅力です。冷えによる体調不良を予防し、肩こりやだるさの緩和、リラックス効果も期待できます。正しい使い方のポイントを押さえ、夏特有の冷えから体を守りましょう。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課









