学校の先生は、基本的に決められた制服がありません。そのため、選ぶのが面倒だからと無難な色のスーツやジャージばかり着ている、男性の先生も多いのではないでしょうか。しかし、学生や周りの保護者からは意外にチェックされているもの。
「あの先生、いつも同じ服装だよね」「雰囲気が暗く見えるよね」と思われているかもしれません。とはいえ、どのようなコーディネートや配色にするべきか悩みますよね。
本記事では、男性の先生におすすめの服装やコーディネートを紹介します。ポイントを押さえたおしゃれな服装なら、学生からの印象も今まで以上にアップするかも?
目次
ダサいと言われているかも?学生ウケの悪い服装
「忙しくて考えるのが面倒」「どうせ汚れるから」と、適当な服装で通勤していませんか?人の印象は服装で大きく左右されます。もしかしたら影で学生からダサいといわれているかもしれません。ここでは学生ウケの悪い服装の特徴を3つ紹介します。当てはまっていないかチェックしてみましょう。
- ヨレヨレで清潔感がない服装
- ジャージなどカジュアルすぎる服装
- 全身ブランドで固めた服装
それぞれ解説します。
ヨレヨレで清潔感がない服装
ヨレヨレでシワだらけのジャケット、シミの残っているシャツなどは清潔感がありません。どれだけ元気に明るく振舞っていても、学生からよい印象は得られないでしょう。
汚らしく見える服装は、社会人の基本マナーとしてもNGです。どんなに忙しくても、清潔感は大事にしましょう。
ジャージなどカジュアルすぎる服装
動きやすいからといって、ジャージや短パンなどカジュアルすぎる服装も、先生としては不向きといえます。学園祭や体育祭などのイベント以外は、避けたほうがよいでしょう。指導する立場として、動きやすくもカッチリした服装を心がけたいものです。
全身ブランドで固めた服装
おしゃれに見られたいからといって、全身をお気に入りのハイブランドで固めるのも考えものです。NGではありませんが、ハイブランドは目立つロゴやデザインも多く、組み合わせを間違えると主張が強すぎてダサく見えがち。また自慢しているように見えて、好感度が下がる恐れもあります。学生ウケは低めといえるでしょう。
男性の先生におすすめの服装はジャケパンスタイル!着こなしのポイント5つ
おしゃれかつ学生や保護者からの好感度アップを狙うなら、ジャケット×パンツの組み合わせ、通称「ジャケパンスタイル」に挑戦してみてはいかがでしょうか。ややカジュアルですが、最近はビジネスシーンにも広く浸透しており、おすすめのスタイルです。
ここでは着こなしのポイントを5つ紹介します。
- 季節に合った素材を選ぶ
- 自分のジャストサイズを知る
- 小物の色は揃える
- ジャケットとパンツの色を変える
- 柄×柄は避ける
それぞれ詳しく解説します。
1.季節に合った素材を選ぶ
ジャケパンスタイルは、季節に合わせた素材を選びましょう。たとえば暑い季節にウール生地のジャケット、寒い時期なのにリネンのような通気性のよい素材では、見た目にも違和感を与えますし、体温調整も大変です。
夏は通気性に優れたリネン素材、冬は保湿効果に優れたウール素材を使うなど、季節の訪れに合わせたアイテムを選ぶことで印象も快適さもアップしますよ。
2.自分のジャストサイズを知る
ジャケパンスタイルをすっきりと着こなしたいなら、ジャストサイズが基本です。将来的に太るかもしれないからと、大きめサイズを購入するとシルエットが崩れて、ダサく見える原因になります。試着して袖丈や肩幅、パンツ丈など、自分のジャストサイズを把握したうえで選びましょう。
3.小物の色は揃える
ベルトやシューズなど、小物の色は揃えましょう。明るい雰囲気を出したいからと、小物に複数の色を取り入れると、全体的にバランスの悪いスタイルになりがち。統一感を出すために、服装全体を3色以内でまとめるのがおすすめです。
4.ジャケットとパンツの色を変える
ジャケットとパンツを別々で揃えるジャケパンスタイルは、上下で異なる色にして変化をつけるのがおしゃれな着こなしのポイントです。同じジャケットでも、パンツの色を変えるだけで印象も大きく変わります。着こなしの幅が広がり、コーディネートが楽しくなりますよ。先生におすすめの配色は、次章で紹介します。
5.柄×柄は避ける
柄物のジャケットやパンツを取り入れると、おしゃれ度がアップします。落ち着いた色のストライプやチェック柄なら、下品にならず明るい雰囲気を与えられるでしょう。
ただし上下どちらも派手な柄物だと、うるさい印象になってダサく見えるので注意してください。またネクタイやシャツに柄物を取り入れる場合は、ジャケット・パンツともに無地にするのが無難です。
先生におすすめ!ジャケパンのカラー組み合わせ例3選
組み合わせ次第で違う印象が楽しめるジャケパンスタイル。しかし、慣れないうちはイメージが湧かない先生も多いのではないでしょうか。ここでは、おしゃれに見せたい先生におすすめのカラー組み合わせ例を3つ紹介します。
- ネイビー×ライトグレー
- ネイビー×ベージュ
- ブラウン×ベージュ
ジャケパンスタイルに挑戦する際の参考にしてください。
ネイビー×ライトグレー
ジャケットがネイビーで、パンツがライトグレーの組み合わせです。ネイビーに明るめのグレーを合わせることで、落ち着いた印象にプラスしてクールさや冷静なイメージを与えられます。
涼しげな印象を持ってもらえるので、夏場にもおすすめの組み合わせ。ジャケットにストライプやチェック柄を取り入れると、こなれ感を出せますよ。
ネイビー×ベージュ
柔らかい印象を与えたい先生におすすめの組み合わせが、ネイビーとベージュの組み合わせです。ジャケットのネイビーは明るめにすると、より活動的な印象を与えられますよ。好みによって濃さを変えてみましょう。
ブラウン×ベージュ
ブラウン系は、堅実さや信頼感を与えてくれる色といわれています。着れば、落ち着きのある優しいイメージを演出できるでしょう。シャツに柄を取り入れれば、ワンランク上の着こなしを演出できます。
男性の先生におすすめのファッションブランド
ジャケパンスタイルを購入できる店は複数ありますが、特におすすめのファッションブランドを3つ紹介します。
- UNIQLO(ユニクロ)
- nano・universe(ナノユニバース)
- GLOBAL WORK(グローバルワーク)
それぞれの特徴を解説します。
UNIQLO(ユニクロ)
かっちりしたスーツスタイルから、カジュアルなジャージスタイルまで幅広く揃うユニクロ。すでに愛用している先生も多いのではないでしょうか。とくに感動パンツ、感動ジャケットシリーズが人気を集めており、リーズナブルな値段でジャケパンスタイルを楽しめます。
nano・universe(ナノユニバース)
nano・universeはスタンダードな色使いのアイテムが多く、先生が学校で着られそうなジャケットやパンツを多く取り扱っています。手の届きやすい値段ながら、安く見えない品質のよさも人気の秘密。上品なデザインなので、学生や保護者にも好印象を与えられるでしょう。
ナノ・ユニバース公式通販サイト NANO universe CATALOG
GLOBAL WORK(グローバルワーク)
カジュアルなデザインが多めのGLOBAL WORKですが、実はトレンド感のあるおしゃれなジャケパンスタイルも取り扱っています。王道の着こなしから、遊び心のあるスタイルまで幅広く揃っているので、学校の雰囲気にぴったりのジャケパンスタイルが見つかるでしょう。リーズナブルな値段で購入できるのも嬉しいポイントです。
【シーン別】男性の先生におすすめの服装コーディネート
授業しかない日はジャケパンスタイルでもOKですが、シーンによっては服装を変える必要があるでしょう。ここでは、2つのシーンでおすすめの服装コーディネートを紹介します。
- 入学式や卒業式などの式典
- 体育祭など体を動かすことが多いイベント
それぞれ解説します。
入学式や卒業式などの式典
入学式や卒業式など大事な節目となる式典の日には、誠実な印象を与えられるスーツが最適です。色は定番の黒やネイビー、ダークグレーがよいでしょう。ネクタイに明るめの色を取り入れると、お祝いの日にふさわしいスタイルになりますよ。
またスマートでおしゃれな印象を与えたいなら、ジャケパンスタイルと同様にジャストサイズを選びましょう。
関連記事:【先生向け】もう悩まない!卒業式・入学式におすすめの服装を男女別に解説
体育祭など体を動かすことが多いイベント
体育祭など体を動かすイベントや課外学習の日は、ジャケパンスタイルだと少し窮屈かもしれません。動きやすさを優先したスタイルを考えましょう。定番はジャージですが、最近はアウトドアブランドのパーカーやジョガーパンツが人気です。丈夫で機能的、デザインもおしゃれなので、ダサ見えしないスタイルがかないますよ。
まとめ
業務に追われ、つい服装が適当になる先生は多いかもしれません。しかし、見た目は印象を大きく左右します。どんなに真面目で誠実に業務へ取り組んでいても、適当な服装で清潔感がなければ好印象は与えられないでしょう。
ビジネスシーンでも広く浸透しているジャケパンは、服装に悩む男性の先生におすすめのスタイルです。組み合わせ次第でおしゃれの幅も広がるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
\ぜひ投票お願いします/
佐藤 なおか
移住により新潟で活動するWebライター
趣味は飲み歩き(ビール好き)とドライブ