
パソコンの新調に合わせてOfficeの買い換えを検討する際、「最新版は以前とどう違うのだろう?」と気になっている方も多いでしょう。近年はサブスクリプションモデルの「Microsoft 365(旧 Office 365)」が主流ですが、買い切り型にも根強い需要があります。
2024年10月2日に Office 2024が発売されたものの、2025年は新しい買い切り版が登場しませんでした。そのため、2026年にOffice 2026が発売されるのかは気になるポイントです。
今回は過去の発売スケジュールを振り返りつつ、Office 2026が発売されるかを予想してみました。買い切り型とサブスクリプション型で迷っている学校向けに、違いやメリットも解説するので参考にしてください。
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目次
Office 2024が最新版!Office 2026はいつ?
Office 2024は2024年10月2日に発売され、現在の最新バージョンにあたります。国内で販売されているラインナップは「Office Home 2024」と「Office Home & Business 2024」。いずれもプラットフォームはWindowsとMacで、インストール台数は最大2台までとなっています。
Office 2026は発売されるのか?
過去の発売履歴を振り返ると、「2007→2010→2013→2016→2019」と、3年ごとのリリースとなっていました。この流れから、Office 2022が発売されるのではという声もありましたが、実際に発売されたのはOffice 2021。
一時は発売サイクルが短縮されたようにも見え、「次はOffice 2023が出るのでは」との声もありました。しかし、結果としてはOffice 2021から3年後の2024年に、Office 2024がリリースされています。
その後、Office 2025は発売されておらず、2026年2月時点でOffice 2026に関する公式な発表も確認されていません。現時点では次期バージョンとして「Office 2027」が有力視されています。
新バージョンに関しては情報が入り次第、更新していきます。
発売価格はいくら?
バージョンごとに、価格もどのように変化してきたのか確認してみましょう。
| バージョン | 価格(税込) |
|---|---|
| Microsoft Office Personal 2016 | 32,780円 |
| Microsoft Office Personal 2019 | 32,184円 |
| Microsoft Office Personal 2021 | 37,700円 |
| Microsoft Office Home 2024 Microsoft Office Home & Business 2024 | 41,380円 43,980円 |
2024年10月にリリースされたOffice 2024では「Personal」がなくなり、新たに「Home」がラインナップに加わっています。販売価格は「Office Home 2024」で41,380円(税込)、「Office Home & Business 2024」は43,980円 (税込)で大幅な値上げはありませんでした。
ただし「Personal」で使えていた「Outlook」アプリは「Home」では使えないため注意が必要です。「Outlook」アプリを利用したい場合は「Home & Business」を購入しましょう。
Office 2021とOffice 2024はいつ発売された?
ここでOffice 2021とOffice 2024のスケジュールを振り返ってみましょう。次に出るOfficeが同じスケジュールとは限りませんので、あくまでも目安としてお読みください。
Office 2021の発売スケジュールとサポート期限
| 2021年2月 | Microsoft公式ホームページにてリリース告知 |
| 2021年4月 | プレビュー版リリース |
| 2021年9月 | Microsoft公式ホームページにて発売日発表 |
| 2021年10月 | 全世界同時リリース |
2021年2月にリリース告知
2021年2月、Microsoftの公式ホームページにてOffice 2021リリースが発表されました。この時点で具体的な発売日は公開されず、2021年度中にリリース予定と発表するに留まっています。
近日開始予定の Microsoft Office LTSC 商用プレビューについて
2021年4月にはWindows向けLTSC版「Microsoft Office」と、Mac向け「Microsoft Office 2021」の商用プレビューが開始されました。
2021年10月に全世界同時発売
2021年9月、公式ホームページ上にて発売日が発表されました。発売日は2021年10月5日。Office 2019は日本より先に米国で一般公開されましたが、Office 2021は全世界同時公開となりました。
Office 2019に比べ、Word・Excel・PowerPointそれぞれに新機能が追加されている他、OneNoteという新しいアプリも追加されています。詳しい新機能は公式サイトをご確認ください。
Office 2021のサポート期限
Office 2021にもサポート期限がありますが、Office 2019と違いがあるので注意しましょう。
| メインストリーム サポート | 2026年10月13日 |
| 延長サポート | なし |
従来はメインストリームサポート終了後も、追加で延長サポートが設定されていました。しかし、2021年の場合は延長サポートがありません。メインストリームサポートの期限をもって、すべてのサポートが終了になります。
Office 2024の発売スケジュールとサポート期限
次に、Office 2024の発売までの流れと、サポート期限を見ていきましょう。
| 2024年4月 | プレビュー版リリース |
| 2024年9月 | Microsoft公式ホームページにて発売日発表 |
| 2024年10月1日 | 米国で個人向け版リリース |
| 2024年10月2日 | 日本で個人向け版リリース |
2024年10月に発売
Office 2024は、2024年10月に発売されました。公式ホームページでは同年9月に発売日が案内され、米国では2024年10月1日、日本では10月2日から販売が開始されています。Office 2021は全世界同時リリースでしたが、Office 2024では米国が先行し、日本は1日遅れでの一般公開となりました。
機能面では、Office 2021から引き続き操作性の改善や各アプリの強化が行われています。Word・Excel・PowerPointを中心に細かなアップデートが加えられており、仕様については公式サイトでの確認がおすすめです。
Office 2024のサポート期限
Office 2024にもサポート期限がありますが、Office 2021と違いがあるので注意しましょう。
| メインストリーム サポート | 2029年10月9日 |
| 延長サポート | なし |
Office 2024は、Office 2021と比べてメインストリームサポートの期間が約3年長く設定されています。ただし、こちらも延長サポートは用意されていません。そのため、メインストリームサポートの終了時点で、すべてのサポートが終了する点には注意が必要です。
Office 2024とMicrosoft 365は買うならどちら?

Microsoft Officeには、永続ライセンス版と年額課金版の2種類があります。導入するにあたって、どちらを購入するか迷っている先生も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれの特徴と選び方のポイントを解説します。購入する際の参考にしてください。
Office 2024の新機能4つ
Office 2024では、さまざまな改善や機能追加が行われています。ここでは、主な新機能を4つ紹介します。
- カメオ(PowerPoint)
- アクセシビリティ リボン(Excel・Outlook)
- 「パフォーマンスをチェックする」機能(Excel)
- IMAGE関数(Excel)
それぞれの特徴を見ていきましょう。
カメオ(PowerPoint)
PowerPointに新たに追加された「カメオ」は、スライド上にライブカメラ映像を挿入できる機能です。従来のPowerPointを使用したプレゼンテーションでは、スライドまたは話し手のいずれか一方に集中しがちでした。
カメオ機能を使用すればスライド上に話し手の顔が映るため、視覚的な課題が改善して、今まで以上に説得力のあるプレゼンテーションができるでしょう。オンライン授業でも役立ちます。
アクセシビリティ リボン(Excel・Outlook)
「アクセシビリティ リボン」は、作成した資料やメールを共有する前にアクセシビリティチェックを実行し、コンテンツが読みやすくなるよう修正方法を提案してくれる機能です。これにより、スクリーンリーダー※1を利用するユーザーにもわかりやすく伝えられるようになります。
※1:パソコンの画面上に表示された内容を読み上げるソフトのこと
「パフォーマンスをチェックする」機能(Excel)
Excelに追加された「パフォーマンスをチェックする」は、データ分析の精度向上に役立つ機能です。不要な計算式や重複データ、非効率な参照関係などを自動的に検出して改善案を提示してくれます。活用すれば、これまで以上に効率的に作業を進められるでしょう。
IMAGE関数(Excel)
「IMAGE関数」は、セル内に画像を挿入できる機能です。従来は画像を挿入する際に図形として挿入し、サイズ調整などをする必要がありました。しかしIMAGE関数を使用すれば、数式を入力するだけで簡単に画像を挿入できます。サイズ調整の手間もありません。
たとえば、画像付きのリストを作成する際に重宝するでしょう。
Microsoft 365の特徴
Microsoft 365は年額課金型、いわゆるサブスクリプション型です。最初に大きな金額を支払う必要はなく、月額または年額で使用料を支払います。Microsoft 365 Personalの場合、価格は月額2,130円(税込)、年額の場合は21,300円(税込)です。
※価格は2026年2月時点
契約中は常に最新バージョンを使うことができ、すべてのサポートも受けられます。不明点をすぐ問い合わせできる環境は心強いといえるでしょう。セキュリティ面のトラブルが発生しても、修正版がリリースされるため安心です。
ただし、デメリットもあります。Microsoft 365は、インターネットへの接続が必須です。未接続でもWordやExcelなどのアプリは使用できますが、TeamsやOneDriveはインターネットに接続しないと使えません。
また、定期的にライセンスの有効性がオンラインで確認されます。長期間インターネットに接続されない状態が続くと、認証が行われず、機能の利用に制限がかかる可能性があります。
選ぶ際のポイント
異なる特徴を持つOffice 2024とMicrosoft 365。どちらを導入するか迷った場合は、コスト面と性能面のどちらを重視するかで考えるとよいでしょう。詳しく解説します。
最新機能不要・長く使うならOffice 2024
最新機能が不要で長く使いたいなら、買い切り型のOffice 2024がおすすめです。たとえばMicrosoft 365を年間契約して5年使った場合は、106,500円(税込)かかります。今後の価格改定によって、さらに負担が増える可能性も考えられます。
一方、買い切り型は追加費用が発生しないため、5年使っても「Office Home 2024」は41,380円(税込)、「Office Home & Business 2024」なら43,980円 (税込)です。
長期で使う予定があるなら、Office 2024のほうが費用負担は少なく済むでしょう。
最新機能を使いたい・使用台数が多いならMicrosoft 365
最新機能をいち早く使いたい、使用台数が多いという場合はMicrosoft 365がよいでしょう。常に最新の状態で使えるため、新しい機能をすぐに試すことができますよ。
またOffice 2024は2台までしか同時使用できませんが、Microsoft 365は5台まで同時使用できます。使用する端末数にいたっては制限がないため、使用台数が多い場合はMicrosoft 365のほうがコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。使用台数が多い、最新機能を使いたい場合はMicrosoft 365がおすすめです。
Microsoft Officeを学ぶなら「クイックマスター」シリーズ

当サイト「ウイナレッジ」を運営している株式会社ウイネットでは、「Microsoft Office クイックマスターシリーズ」という教材シリーズを発売しています。
Word(基本編/応用編)、Excel(基本編/応用編)、PowerPoint、Accessの全6種類をラインナップ。2016年〜2021年の各バージョンに加え、Word(基本編)とExcel(基本編)はOffice 2024にも対応しています。初心者でもスムーズに理解できるよう、操作手順や画面遷移を詳細に記載。Microsoft 365にも対応しているため、どちらを使っている先生にも頼りになる教材です。勉強のパートナーとして、ぜひご活用ください。
なお、2024対応のWord(基本編)・Excel(基本編)を2025年夏頃発売予定です。
まとめ
定期的に発売されるOfficeシリーズ。現在の買い切り型の最新版はOffice 2024ですが、次期バージョンとしてOffice 2027の動向にも関心が集まっています。
一方で、常に最新機能を使えるMicrosoft 365も引き続き選択肢の一つです。どちらにもメリットとデメリットがあるため、使う環境に合ったほうを選びましょう。新しいOfficeの発売や試験対応状況については、随時更新していきます。
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