スマートフォンやパソコンなどのツールは、仕事でも欠かせない存在です。通勤時間や休憩時間になると、ついスマートフォンを触ってしまう先生も多いのではないでしょうか。情報収集から暇つぶしまで便利ではありますが、依存しすぎると心身に支障をきたす恐れもあります。
そこでおすすめなのが、デジタルデトックスです。本記事では、デジタルデトックスのやり方やメリットを解説します。最近疲れていると感じていたら、ぜひ試してみてくださいね。
目次
デジタルデトックスとは?必要性や期待できる効果
そもそもデジタルデトックスとは、どのようなことを指すのでしょうか?必要性や期待できる効果を併せて解説します。
- デジタル機器と距離を置くこと
- 現代における必要性
- 期待できる効果
それぞれ見ていきましょう。
デジタル機器と距離を置くこと
現代社会ではスマートフォンやインターネットの普及により、多くの人が常に情報と繋がっています。そのような環境でデジタル機器と意識的に距離を置き、疲労やストレスを軽減しようという取り組みがデジタルデトックスです。「スマホ断ち」や「IT断食」と呼ばれることもあります。
現代における必要性
便利な一方で、情報過多や常に繋がり続けるプレッシャーからストレスを感じる人も増えているのが現状です。「いつ鳴るかわからないスマートフォンが気になる」「情報が多すぎて疲れた」と感じる先生も多いのではないでしょうか。このような状態が続くと、気づかないうちにストレスを溜め込んでしまうことも。
デジタルデトックスは、心身の健康を取り戻すための方法として注目されています。今後も成長が予測されるIT社会のなかで、デジタルと健全に付き合っていくために必要な取り組みといえるでしょう。
期待できる効果
個人差はありますが、デジタルデトックスを取り入れることで期待できる主な効果は以下のとおりです。
- 頭や気持ちがスッキリする
- 目の疲れが改善する
- 睡眠の質が向上する
- ストレスが軽減する
- 想像力が高まる
- 幸福度が高まる
- 五感が冴える
具体的なやり方は、次章で詳しく解説します。
すぐ取り組める!デジタルデトックスのやり方
デジタルデトックスを難しく考える必要はありません。方法自体は簡単なので、少しずつ取り入れてみましょう。ここでは、具体的なやり方を3つ紹介します。
- 物理的に距離を置く
- 使う時間を決める
- 「ながらスマホ」をやめる
それぞれ詳しく解説します。
物理的に距離を置く
日常的に使うデジタル機器は、目につく場所に置かないようにしましょう。手元に置く習慣が多いスマートフォンは、本当に必要なときを除いて鞄や机にしまうのがおすすめ。物理的に距離を置くことで、デジタルデトックスになります。
休日に外出する際は、あえて家に置いてしまうのも一つの方法です。ただし、緊急事態が発生した際に連絡が取れないと困るケースもあります。スマートフォンを置いて外出する際は、緊急連絡先を控えたメモを持ち歩くようにしましょう。
使う時間を決める
手持無沙汰になると、つい見たくなってしまうスマートフォンやタブレット。気づけばあっというまに1時間経っていたという経験を持つ先生も多いと思います。少しでもデジタル機器に頼らない習慣を作るため、自分なりのルールを作るとよいでしょう。
「1日1時間まで」「寝る前は触らない」などと決めることで、意識的にデジタルデトックスできるようになります。
「ながらスマホ」をやめる
「食事をしながら」「テレビを観ながら」など、別の作業をしながら無意識にスマートフォンを触ってしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、同時進行は脳や体に余計な負担を与えます。
特に「歩きながら」のスマートフォンは危険。注意が散漫になり、周囲へ迷惑をかける恐れがあります。何か作業する際は、スマートフォンから離れるようにしましょう。たとえば食事に集中すれば、美味しい料理をじっくり味わえて満足度がアップしますよ。
デジタルデトックスのメリット3つ
デジタルデトックスを取り入れることで得られる主なメリットは、次の3つです。
- 時間にゆとりが生まれる
- 新たな発見に出会える
- 仕事に集中できる
それぞれ解説します。
時間にゆとりが生まれる
デジタル機器に頼らない生活を送ることで、有効に使える時間が増えます。「まだこんなに時間がある」と驚く先生もいるかもしれません。
ゆとりが生まれれば、趣味や家族との会話を楽しむ時間も増えるでしょう。結果的に1日の充実度がアップします。
新たな発見に出会える
少しの時間でも、スマートフォンから離れるよう意識してみてください。たとえば、通勤で電車に乗っている10分間だけでもOKです。スマートフォンに触れないようにすると、自然と窓からの景色や周囲の雰囲気に意識が向くでしょう。
結果、普段は気にしていなかったビルの看板からひらめきを得たり、新しいお店を発見できたりすることも。遠くに広がる山や、空の景色に癒される先生もいるかもしれません。デジタルデトックスによって、新しい知識や感動を得られることもあるのです。
仕事に集中できる
スマートフォンを手元に置いていると「友人から連絡が来るかもしれない」「推しのSNSが更新されているかもしれない」などと気になりがち。集中力が途切れ、業務効率が低下する原因となります。
必要なデジタル機器以外からは離れましょう。強制的に距離を置くことで、仕事に集中できる環境を作れます。
デジタルデトックスする際のポイント3つ
デジタルデトックスは、定期的に取り入れることが大切です。ここでは、継続してデジタルデトックスに取り組むためのポイントを3つ解説します。
- 何時間使っているか把握する
- 無理のないペースで取り組む
- アプリを活用する
それぞれ見ていきましょう。
何時間使っているか把握する
「1回につき数分程度しか見ないから、デジタルデトックスは必要ない」と思っている先生もいるかもしれません。しかし頻繁にスマートフォンを触っていると、トータルで数時間になるケースもあります。
まずは、1日の使用時間を把握することが大切。iPhoneの場合は「スクリーンタイム」という機能を使えば、各アプリやWebサイトの閲覧時間を確認できます。スマートフォンを何回持ち上げたのかも把握できるので、参考にするとよいでしょう。思った以上の使用頻度に驚くかもしれません。
無理のないペースで取り組む
多くのメリットが期待できるデジタルデトックスですが、最初から意識しすぎるのはNG。かえってストレスの原因になる可能性があります。まずは1日30分など、無理のないペースから始めてみましょう。慣れてきたら、徐々に時間を延ばしていけばOK。大切なのは、継続することです。
また、計画性のないデジタルデトックスはおすすめしません。無計画にデジタル機器から離れると、仕事やプライベートの連絡に支障をきたすケースもあるからです。たとえばスマートフォンを持たずに外出する場合、必要な連絡は事前に済ませておきましょう。
アプリを活用する
デジタルデトックスを継続する際、自分の意思だけでは難しい場合もあるでしょう。そこで役立つのが、デジタルデトックスをサポートするアプリです。おすすめは、ゲーム感覚で集中力を高められる「Forest(フォレスト)」。
ユーザーが集中したい(スマートフォンから離れたい)時間を設定すると、画面上に仮想の樹木が育ち始めます。設定した時間を達成できれば、木は立派に育ってコインを獲得できるのです。日常的に集中する時間を設定し、達成し続けることでユーザーだけの立派な森林が完成します。集中した時間は記録され、グラフで可視化も可能です。
さらに獲得した仮想コインを使い、地球に本物の木を植えることもできます。心身の改善に役立つのはもちろん、社会貢献もできるアプリなのです。
まとめ
デジタル機器の発展により、いつでも欲しい情報を入手できるようになりました。一方で、情報過多により心身に不調をきたすケースもあります。健全にデジタル機器と付き合っていくためには、ときに離れることも大切です。1日数分からでもOKなので、意識的にデジタルデトックスの時間を作ってみませんか。新しい発見や感動を得られるかもしれませんよ。
\ぜひ投票お願いします/
鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課