
通勤や通学で外を歩く人にとって、雨の日の靴濡れは避けて通れない悩みです。濡れた靴は不快なだけでなくニオイや劣化、皮膚トラブルの原因になることも。しかし、少しの工夫で雨から靴を守り、快適に過ごせます。
本記事では、今日から実践できる靴を濡らさないための対策を解説します。濡れたときの対処法もまとめたので、参考にしてください。
目次
雨の日でも靴を濡らさないための対策5選

雨から靴を守るためには、事前の対策が大切です。ここでは、5つの対策を紹介します。
- レインシューズ・ブーツを履く
- シューズカバーを装着する
- 防水スプレーを使う
- 歩き方を工夫する
- 大きいサイズの傘を使う
それぞれ見ていきましょう。
1.レインシューズ・ブーツを履く
防水性の高い素材で作られたレインシューズやレインブーツを履けば、靴の中まで水が染み込む心配が大幅に減ります。近年は、ローファーやスニーカーのような通勤でも使いやすいデザインが増えており、見た目にも違和感がありません。1足持っておくと重宝するでしょう。
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2.シューズカバーを装着する
シューズカバーは、普段履いている靴の上から被せるだけで、簡単に防水対策できる優れものです。コンパクトに折りたためるタイプが多く持ち運びも便利なので、突然の雨に見舞われた際もサッと取り出して装着できます。使い捨て可能なビニールタイプや繰り返し使えるシリコンタイプなどさまざまな種類があるので、用途に合わせて選んでみてください。
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3.防水スプレーを使う
防水スプレーは、靴に吹きかけることで水や汚れをはじいてくれるアイテムです。靴が乾いた状態で全体に吹きかけ、完全に乾燥させてから履きましょう。効果は永久ではないため、こまめに塗り直す必要があります。
また素材によっては色落ちや変色の可能性があるため、目立たない部分で事前にテストしてからの使用がおすすめです。スニーカーや革靴、布製シューズなど素材ごとに適したタイプがあるので、購入前に確認しましょう。
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4.歩き方を工夫する
水たまりを避けて歩くことはもちろんのことながら、歩き方を工夫するだけでも靴の濡れ方は変わります。歩幅を小さくして、足を高めに上げて歩くのがポイント。着地の際は「つま先から静かに」を意識すると、水はねを最小限に抑えられます。
5.大きいサイズの傘を使う
靴濡れを防ぎたいなら、大きいサイズの傘を使うのも有効な手段です。傘の面積が広いほど、雨のあたる範囲が少なくなります。特に風の強い日や横殴りの雨の日は、傘の直径が広く耐風骨構造のタイプを選ぶと安心です。
加えて風が吹く方向によって傘の角度を変えるなど、状況に応じて持ち方を工夫すると、より雨が靴にかかりにくくなります。
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濡れた靴を放置することで生じる3つのリスク
濡れた靴をそのままにしておくのはおすすめしません。放置することで生じる主なリスクは、次の3つです。
- 悪臭が発生しやすくなる
- 靴の劣化が早まる
- 皮膚トラブルを発症・悪化させる可能性
それぞれ解説します。
悪臭が発生しやすくなる
濡れた靴は湿度が高くなり、雑菌やカビが急速に繁殖しやすい環境となります。発生した雑菌やカビが皮脂や汗と反応すると、嫌なニオイを発生させる原因に。自分だけでなく、周囲に不快感を与える恐れもあります。
靴の劣化が早まる
多くの靴は水分に弱く、濡れたまま放置すると劣化が早まります。たとえば革製の靴は水に濡れることで表面が硬化し、ひび割れを起こしやすくなります。接着剤の効果が弱まり、ソールが剥がれてしまうことも。お気に入りの靴を傷めないためにも、濡れたあとのケアが大切です。
皮膚トラブルを発症・悪化させる可能性
濡れた靴は通気性が悪く、足が蒸れやすくなります。履き続けると、皮膚トラブルの原因になることも。代表的なのが水虫です。原因菌である白癬菌は高温多湿な環境を好むため、濡れた靴は理想的な環境といえます。既存の皮膚疾患がある場合、症状の悪化を招く可能性もあるため特に注意が必要です。
雨で靴が濡れてしまったら?職場や学校でできる対処法4選

周囲に不快感を与えないためにも、早めの対処が大切です。ここでは、職場でできる対処法を4つ紹介します。
- タオルで水分を吸い取ってから新聞紙を詰める
- 風通しの良い場所で陰干しする
- カイロを入れる
- 予備の靴を用意しておくと安心
順番に解説します。
1.タオルで水分を吸い取ってから新聞紙を詰める
まずは、タオルで表面と内部の水分を拭き取りましょう。そのあと丸めた新聞紙を靴の中に詰めることで、残った湿気を吸収してくれます。新聞紙は、数時間ごとに取り替えると効果的です。読み終わった新聞を、職場や学校に常備しておくとよいでしょう。
2.風通しの良い場所で陰干しする
水分を拭き取ったら、風通しの良い場所で陰干ししましょう。直射日光は、ひび割れや色あせの原因になるのでおすすめできません。ドライヤーの温風をあてるのもNGです。乾かす際は、扇風機やサーキュレーターを併用すると効果的。可能であれば、靴の中敷きも取り外して別々に乾かすとよいでしょう。
3.カイロを入れる
使い捨てカイロを靴の中に入れることで、内部から温まって早い乾燥が期待できます。ただし、熱によって靴の接着剤が溶けたり素材が変形したりする可能性があるため、直接触れないよう、布やキッチンペーパーで包んでから入れましょう。カイロには消臭効果もあるため、臭い対策にも役立ちます。
4.予備の靴を用意しておくと安心
急な雨に備え、予備の靴を用意しておくと安心です。ロッカーに1足ストックしておけば、濡れた靴で1日を過ごす必要がなくなります。おすすめは、軽量で持ち運びしやすい折りたたみシューズや、オフィスでも違和感のないシンプルなローファーやパンプス。梅雨時期や台風シーズンなど、天候が不安定な季節には特に重宝します。
まとめ
靴が濡れたままの状態は悪臭や靴の劣化、皮膚トラブルなどのリスクを引き起こす要因になります。雨に濡れてしまった場合は、靴の劣化を防ぐためにも早めのケアが大切です。適切な対策で、雨の日も気持ち良く過ごしましょう。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課