
Jiffcy(ジフシー)というアプリをご存じですか?日経トレンディの「2025年ヒット予測ベスト100」で第10位に選出されており、Z世代のなかで人気が高まっているトークアプリです。独自性の高い機能があり、今後は幅広い年齢層に広まっていくかもしれません。
そこで本記事では、Jiffcyの特徴やZ世代に人気の理由を解説します。一度使い始めたら、便利で手放せなくなるかも?危険性や注意点にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
Jiffcy(ジフシー)の特徴やLINEとの違いとは?

これまでにもトークを楽しめるアプリは多数開発されていますが、Jiffcyにはどのような特徴があるのでしょうか。LINEとの違いも併せて解説します。
- Jiffcyの基本機能
- Jiffcyの始め方
- LINEとの違い
順番に見ていきましょう。
Jiffcyの基本機能
Jiffcyは、まるで通話するようにテキストコミュニケーションができるアプリです。従来のトークアプリでは、メッセージを送信してから相手が返信するまでに、タイムラグが生じるケースも多くありました。しかしJiffcyなら、リアルタイムでメッセージのやり取りが楽しめます。

2023年4月に招待制でリリースされましたが、2024年7月に一般公開されて現在は誰でも使えるようになりました。利用者の70%が学生で、Z世代から強い支持を受けています。また、日本だけでなく世界150カ国以上で使用されており、今後も広まっていくと考えられるでしょう。
Jiffcyの始め方
Jiffcyは、無料で気軽に始められます。使い方も簡単で、アプリをダウンロードしたら指示に従ってメールアドレスや電話番号などの情報を入力するだけ。完了したら「友達追加」からトークしたい人をリストに追加しましょう。あとは好きなときに相手を呼び出して、リアルタイムのトークを開始できます。
LINEとの違い
LINEには、相手がメッセージを閲覧したかわかる「既読機能」があります。東日本大震災の経験から安否確認できるようにと搭載されたようですが、近年は既読機能が原因で「トークを見ているのに返事がない」「すぐに返信しないと申し訳ない気がする」など、ストレスやプレッシャーを感じる人もいるようです。
Jiffcyには「既読機能」がありません。そのため「閲覧したらすぐに返信しないといけない」というプレッシャーを感じずに済むでしょう。また、相手が応答したあとにリアルタイムでやりとりするため、返信を待つストレスもありません。電話とLINEの良い部分を兼ね備えたアプリといえるでしょう。
Jiffcy(ジフシー)に危険性はあるのか?
ブラウザに「Jiffcy」と入力すると、関連キーワードに「Jiffcy 危険性」というワードが出てきます。しかし2025年2月時点で、個人情報の漏洩やセキュリティに関する問題があったなどの情報は見つかりませんでした。Jiffcyは、株式会社穴熊が作成したアプリです。仕組みは特許取得済みで頻繁にアップデートを繰り返しており、アプリ自体の危険性は少ないと考えられます。
ただし、InstagramやX(旧:Twitter)などのSNS上に自分のIDをシェアできる機能も搭載されているため、ほとんど面識のない人とも気軽に繋がることが可能です。SNS利用者のなかには犯罪目的で近づいてくる人もいるため、個人情報の悪用や犯罪に巻き込まれるリスクを回避するためにも、繋がるのは家族や親しい人のみにするのがよいでしょう。
関連記事: SNSに潜む危険から学生を守る!身近なトラブル最新事例と学校側の対処法
Jiffcy(ジフシー)がZ世代に人気の理由3つ

Z世代を中心に人気を集めている理由は、以下の3つが考えられます。
- 声が出せない場面でも使える
- 1文字ずつ変換前からメッセージが表示される
- ストリーク機能が搭載されている
それぞれ解説します。
声が出せない場面でも使える
音声通話の場合、声を出しにくい環境では使いにくいもの。しかしJiffcyなら、通話する感覚で声を出さずにコミュニケーションを取ることが可能です。電車のなかや図書館など、静かな環境でも気兼ねなくやりとりできます。
また最近は「考えてからでないと話せない」「音声通話は緊張する」と、電話に苦手意識を持つ若者も増えています。Jiffcyは声を出す必要がないため、音声通話が苦手な人のニーズも満たすアプリといえるでしょう。
関連記事: 若者世代の7割が電話恐怖症?増えている原因や克服法を解説
1文字ずつ変換前からメッセージが表示される
通常のトークアプリは、送信ボタンを押すまで相手にメッセージが表示されません。しかしJiffcyには送信ボタンがなく、入力した文字が変換前から1文字ずつ相手の画面にリアルタイムで表示されます。そのため、電話や対面でのコミュニケーションに近い臨場感を味わえるでしょう。
ストリーク機能が搭載されている
ストリークは、友達と何日も連続してJiffcyをしている場合に表示されます。ストリーク中は炎の絵文字が表示され、やり取りが途切れそうになると通知が届く仕組みです。ストリークが途切れないよう会話を続けるモチベーションも高まりやすいため、親密度の向上に繋がるでしょう。
Jiffcy(ジフシー)を使う際の注意点2つ
これまでのトークアプリにはない魅力を持つJiffcyですが、注意したい点も2つあります。
グループ通話はできない
Jiffcyには、複数人でチャットを共有できる機能が搭載されていません。そのため、1対1のコミュニケーションを楽しみたい人に向いています。しかし、以前あったグループ通話機能を復活してほしいという声も上がっているようで、今後のアップデートで復活するかもしれません。
Androidには非対応
2025年2月現在、アプリの提供はiOSのみとなっており、Androidには対応していません。しかし、公式サイトを見るとリリースのお知らせ通知を申し込む「Jiffcy – Android版ウェイティングリスト」のページが公開されており、Android版もリリース予定のようです。正式なリリース日は不明ですが、Android版をいち早く使いたいと考えている先生は申し込んでおくとよいでしょう。
まとめ
声を出さずに通話できるJiffcyは、Z世代を中心に人気が集まっている新感覚トークアプリです。テキストを使ったリアルタイムの会話が可能なため、これまで通話が難しかった場所やシーンで連絡を取りたいときに大活躍するでしょう。これを機会に使ってみてはいかがでしょうか。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課