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TOPコラムライフ挫折しない目標の立て方!達成のためのポイント3つ

挫折しない目標の立て方!達成のためのポイント3つ

2023.01.11 (最終更新:2023.12.19) ライフ コラム

目標を立てることは、モチベーションアップに役立ちます。新年を迎えるタイミングで、新しい目標を立てようと意気込む先生も多いのではないでしょうか。

しかし現実は、どのように立てればよいのかわからず、設定しても途中で挫折する先生も多いようです。そこで今回は、挫折しない目標の立て方と達成するためのポイントを解説します。

読めば目標達成に向けた様々なアイデアが浮かんでくることでしょう。「今年こそは立てた目標を達成したい」と考えている先生は、ぜひ最後までご覧ください。

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わからない先生必見!目標の立て方4つの手順

目標の立て方には、主に4ステップで構成されるベーシック法、自分と他者を分析して比較するベンチマーク法、5つのステップで構成されるSMARTの法則と3種類あります。

今回は、手順がシンプルで初心者におすすめの「ベーシック法」を使った立て方を解説します。手順は以下のとおりです。

  1. 達成したい目標項目を考える
  2. 具体的な達成基準を決める
  3. いつまでに達成するか決める
  4. 達成するための具体的な計画を立てる

順番に見ていきましょう。

1.達成したい目標項目を考える

まずは、達成したい目標項目を考えましょう。漠然と設定するのではなく、具体的に考えるのがポイントです。項目は主に4種類に分けられます。

  • 向上・強化
  • 改善・解消
  • 維持・継続
  • 新たにチャレンジすること

すべて設定しても、一つに絞ってもかまいません。自分に合った目標項目を考えましょう。それぞれの詳細も解説するので、ぜひ参考にしてください。

向上・強化

現状よりも、さらにレベルアップしたいことです。たとえば「TOEICで600点を取ったから、次回は700点を目指す」「マラソンで10km走れるようになったから、15㎞走れるようになる」など。

自分の強みを把握し、さらに伸ばしていけそうなことを考えてみましょう。

改善・解消

弱みや課題など、改善・解消したいことを考えます。たとえば「TOEICの点数が伸びないから先生に指導してもらう」など。前述したマラソンに関する目標でも、課題を明確化し克服するための案を考えます。

維持・継続

すでに取り組んでいて、今後も継続したいことを設定します。しかし、簡単に続けられる内容では意味がありません。自分にとってやや難易度が高い、継続することで成果を出せるような項目を設定しましょう。具体的には「毎朝5kmジョギングする」「毎日1時間はTOEICの勉強をする」などです。

新たにチャレンジすること

新しいことを始めたいときに設定する項目です。前述した3項目に比べて難易度が高く、未達成に終わる先生も多くいます。

しかし、達成できたときは大きな喜びや充実感を味わえるでしょう。「学生が英語に興味を持てるようなイベントを企画する」「学生と一緒に勉強して、みんなでTOEICの目標点数を達成する」など、初めて挑戦することを考えてみてください。

2.具体的な達成基準を決める

目標項目を設定したら、具体的な達成基準を決めます。基準が決まっていなければ「がんばったし、達成でいいか」と、中途半端に終わってしまうことも。ポイントは、なるべく数値化することです。

「毎日1時間読書する」「イベントの参加人数を10人から30人に増やす」など、明確な数字を定めましょう。数値化できない目標は「担当クラスの学生全員と個別に会話する」など、具体的な状態を決めます。

3.いつまでに達成するのか決める

達成基準が決まったら、いつまでに目標を達成するか具体的な期限を設定します。期限が定まっていないと、面倒な気持ちや忙しさを理由に後回しになりがち。設定した目標項目の種類や難易度の状況に合わせて考えてみましょう。

最終期限の他にも「1週間に1回は模擬テストを受験する」など、細かく期限を設定しておけば、達成へのモチベーションも維持しやすくなりますよ。

4.達成するための具体的な計画を立てる

最後に、達成までのスケジュールを立てます。目標を設定しても達成までの計画がなければ、どこから始めるべきかわからず、思うように進まないでしょう。

「1月中は勉強に必要な教材を揃える」「2月は教材を一通り読み込む」など達成するための取り組みや、使うツールを具体的に考えてみてください。頭で考えるだけでなく、手帳やノートに書きだしておくと計画がまとまりやすくなりますよ。

【シーン別】目標設定の具体例

いざ目標を設定しようと思っても、思いつかないと悩む先生もいるかもしれません。ここではシーン別に目標設定の具体例を紹介します。考える際の参考にしてください。

仕事の場合

専門学校の先生が仕事に関する目標を立てる場合、まず学校全体の目標と今の役割を把握することがポイント。両方を理解することで自分のやるべきことが明確になり、目標を立てやすくなります。将来的に携わりたい業務や、立ちたいポジションをイメージしてみるのもおすすめです。

たとえば、先生と学生の距離が遠いことが学校全体の課題となっているなら「学生に信頼される先生になる」という目標はいかがでしょうか。学校全体の課題と自分にできることがリンクしていれば、評価にも繋がりやすくなるでしょう。

目標が決まったら、次に「どうすれば達成できるか」アイデアを出します。

  • 10代・20代の行動心理学を学び実践する
  • コミュニケーションに関するセミナーや研修に参加する
  • 学生の情報を先生同士で共有する

このように、様々な達成方法が考えられます。目標と達成方法が明確になったら、基準や期限を細かく定めていきましょう。

プライベートの場合

プライベートに関する目標を立てる場合は、あまり厳しくしないことがポイントです。公私とも自分に厳しいと、途中で疲れてしまうでしょう。楽しみながら考えるのがコツです。

たとえば「国内で行ったことのない場所へ旅行する」はいかがでしょうか。ポイントは、ただ旅行するだけでなく、旅行を通してどのような体験をしたいのか考えること。

「ご当地グルメを食べる」「外で楽しめるアクティビティを体験する」など、やりたいことをリスト化してみてください。リストに沿って実行すれば、これまで以上に大きな達成感や充実感を得られるでしょう。

また「9月に沖縄に行く」など、具体的な時期を決めることで、必要な資金や物を準備するモチベーションがアップします。

健康が気になっている先生なら「ダイエットして健康的な体を手に入れたい」という目標もよいでしょう。この場合、「5㎏痩せる」と数値を決めるだけでなく、どうすれば目標を達成できるのか考えることが大切です。

体重を毎日アプリで記録する、毎朝1時間ウォーキングするなど、方法を具体的に考えましょう。「半年以内に」など、達成期限を決めることも忘れずに。

しかし、時には一休みやストレス解消も必要です。「毎週1回は好きなものを食べてもよい」など、ご褒美を設定しておくとモチベーションも維持しやすくなりますよ。

目標を達成するためのポイント3つ

「目標を立てたものの、気づいたら1年過ぎていた」「仕事が忙しくて行動できなかった」というような経験はありませんか?なかには、目標を立てたことすら忘れていた先生もいるかもしれません。せっかく設定したのに、達成に向けて行動できなかったら意味がありませんよね。

ここでは、目標を達成するためのポイントを3つ解説します。

  • 小さな目標から始めてみる
  • 周囲の人に話す
  • 目標を紙に書いて見えるところに貼る

詳しく解説します。

小さな目標から始めてみる

いきなり「出世する」など大きな目標を立てても、イメージしづらいですよね。その結果、行動も後回しになり「目標を立てただけ」で終わってしまうでしょう。

少しがんばれば達成できる、小さな目標から始めるのがポイントです。

将来的なゴールが「出世」なら、それに繋がるような目標を考えてみましょう。「業務を効率化して残業時間を減らす」「学生が楽しめるイベントを定期開催する」など、小さな目標から始めることで着実に前へ進めますよ。

周囲の人に話す

目標を立てたら、周囲の人に話すのも有効です。なぜなら「言ったからには達成しなければ」という心理が働きやすくなるから。話した相手が信頼できる人なら、あなたの目標達成を応援してくれるでしょう。

そうなれば、相手の期待に応えたいという気持ちも芽生え、モチベーションも維持しやすくなりますよ。

目標を紙に書いて見えるところに貼る

目標は紙に書いて見えるところに貼りましょう。頭の中だけで常に目標を意識するのは難しいもの。仕事が忙しければ、立てたことすら忘れてしまうケースもあります。

付箋に書いてパソコンに貼りつけたり、大きい紙に書いて自宅トイレの壁に貼ったりするのがおすすめ。見えるところに貼っておけば、目にするたび目標を意識できます。

目標が達成できなかったときはどうする?

どんなに具体的な目標を立てても、達成できないときはあるでしょう。しかし「自分はできない人間だ」と落ち込む必要はありません。「現状の自分には目標が高すぎた」「予想以上に無理なスケジュールだった」など、実際に行動してみて初めて見えてくることもあります。

この場合は達成できなかった原因と、どうすれば達成できるのかを考えてみてください。目標もブラッシュアップが大切です。振り返ったら、次の行動計画に活かしましょう。

1年の計は元旦にあり!新年に目標を立てるメリット

「1年の計は元旦にあり」のことわざどおり、新たに目標を立てる先生も少なくないでしょう。新年に目標を立てることには多くのメリットがあります。主なメリットは次の3つ。

  • 効率的に行動できる
  • モチベーションがアップする
  • 有意義な1年を過ごせる

順番に解説します。

効率的に行動できる

新年に目標を立てることで、1年間に優先するタスクや行動が見えやすくなります。目標に沿って行動するようになるため、優先度の高いことから着手できるでしょう。

行動に優先順位をつけられれば、効率化に繋がります。結果的に仕事とプライベートのメリハリもつけられるでしょう。

モチベーションがアップする

仕事に関する目標を立てれば、何気なく取り組んでいた仕事にも意味を見出せるでしょう。業務をこなすことで目標に近づけるという意識が生まれれば、自然とモチベーションもアップします。

これまでつまらないと感じていた業務も、楽しく取り組めるかもしれません。「仕事に対する姿勢が変わった」と、他の先生からの見る目が変わるかもしれませんよ。

有意義な1年を過ごせる

やりたいことが決まらないと、ダラダラ過ごしてしまいがちですよね。気づいたら1年が終わってしまったなんてことも。しかし、1年の最初にやるべきこと、やりたいことを明確にしておけば有意義な年を過ごせます。

納得できる成果を出せれば、達成感にも繋がるでしょう。途中で目標を見直すことも大切です。計画どおりに行動できていれば充実感を得られますし、ズレていれば軌道修正できます。定期的に振り返り、達成に向かって着実に進んでいきましょう。

まとめ

目標の立て方と達成のポイントを解説しました。目標を立てることでモチベーションアップや行動の効率化に繋がりますが、無理な目標は行動できずに終わってしまうことも。少しがんばれば達成できるレベルから始めるのがおすすめです。

達成基準や期限、達成方法を明確に定めることも大切。適切な目標を設定できれば、いつもより充実した1年を過ごせるでしょう。気持ちが引き締まりやすい新年のタイミングで、目標を立ててみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のメディアディレクター
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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