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TOPコラム学生トレンド【盛らないSNS】BeReal(ビーリアル)とは?Z世代に爆発的人気の理由と潜む危険性を解説

【盛らないSNS】BeReal(ビーリアル)とは?Z世代に爆発的人気の理由と潜む危険性を解説

2023.08.16 (最終更新:2026.06.12) 学生トレンド コラム

Twitter(現X)やInstagram、TikTokなど、これまで数多くのSNSが誕生してきました。そんな中、いまZ世代の学生を中心に爆発的な人気を集めている「BeReal(ビーリアル)」というアプリをご存じでしょうか。

これまでのSNSといえば、フィルターで「盛った写真」や「映える日常」を投稿するのが一般的でした。しかし、BeRealはその真逆を行く、いわば「逆インスタ」として注目を集めています。

今回は、新感覚SNS「BeReal」の特徴や、なぜこれほどまでに若者の心を掴んでいるのかという理由を詳しく解説します。また、利用する上で知っておきたい危険性や注意点も合わせて触れていきます。

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新感覚!盛らないSNS「BeReal(ビーリアル)」とは?

「BeReal」とは、自分のリアルな日常をありのままに投稿・共有する、フランス発のSNSアプリです。

従来のSNSは、お気に入りの写真を加工し、自分の好きなタイミングで投稿するのが普通でした。しかし、BeRealには「写真も投稿時間も選べない」という斬新なルールがあります。

1日1回、突然届くランダムな通知

BeRealでは、1日1回、ユーザー全員にランダムなタイミングで「BeRealの時間です」という通知が届きます。ユーザーはその通知を受け取ってから「2分以内」に写真を撮影して投稿しなければなりません。

2分を過ぎてから投稿(遅れて投稿)することも可能ですが、その場合は「〇時間遅れ」と表示されてしまうため、リアルタイムの投稿ではないことが周囲に分かってしまいます。つまり、フィルターによる加工や、映えるシチュエーションを準備する時間が一切ない、等身大の姿を求められるSNSなのです。

編集・加工機能なし!シンプルな主要機能

BeRealには、一般的なSNSにあるような「画像を美しく見せるフィルター」や「編集機能」は一切ありません。主な機能は以下の通り非常にシンプルです。

  • カメラ機能: 外側の景色(アウトカメラ)と、自分の表情(インカメラ)を同時に撮影する。
  • ディスカバリー: 全世界のユーザーが公開している日常の写真を閲覧できる。
  • メモリーズ: 自分が過去に投稿した写真をカレンダー形式で見返せる。
  • コメント・Realmoji(リアルモジ): 友だちの投稿にコメントしたり、自分の顔写真を使ってオリジナルの絵文字(リアクション)を送ったりできる。

迷わず使える!BeRealの基本的な使い方

機能がシンプルであるため、一度流れを覚えれば誰でも簡単に使いこなすことができます。

(1)アカウントの登録

アプリをダウンロード後、画面の指示に従って「氏名」「生年月日」「電話番号」「ユーザー名」を入力します。電話番号宛てに届く認証コードを入力すれば、1分ほどで登録が完了します。

(2)写真の撮影と投稿

通知が届いたらアプリを開き、撮影ボタンを押します。BeRealの最大の特徴は、「外側カメラと内側カメラが同時に作動する」点です。 外の景色ばかりに気を取られていると、内側カメラに自分の油断した表情や、見せたくない部屋の様子が写り込んでしまうため注意が必要です。

撮影した写真は「友だちのみ」に公開するか、あるいは「全世界(ディスカバリー)」に公開するかを選択し、キャプション(一言メッセージ)を添えて投稿します。

これまでのSNSと何が違う?BeRealの4つの特徴

BeRealが「新感覚」と呼ばれる背景には、従来のSNSの常識を覆す4つのユニークな仕様があります。

(1)撮り直しの回数が「バレる」

2分の制限時間内であれば何度でも撮り直しが可能ですが、投稿後に「何回撮り直したか」の回数が友だちに共有されてしまいます。「必死に良い写りを狙っている」ことが周囲に分かってしまうため、結果として一発撮りのリアルな写真が集まりやすくなります。

(2)投稿の削除は「1日1回まで」は1日1枚

一度投稿した写真を削除することは可能ですが、制限があり「1日に1枚まで」となっています。後から「やっぱり消したい」と思っても、何枚もまとめて消すことはできません。

(3)“見るだけ”の不参加はNG(ギブ&テイクの仕組み)

他のSNSでは、自分は投稿せずに他人の投稿を眺める「見る専用(見る専)」のアカウントも多いですが、BeRealでは自分が投稿しない限り、友だちの投稿を見ることができません。全員が自分の日常を開示するからこそ成り立つ、完全参加型のコミュニティとなっています。

(4)あえてInstagram(インスタ)に2次共有する動きも

BeRealで撮影した「飾らない日常の写真」を、あえてInstagramのストーリーズ等にシェアする学生が増えています。キメすぎないリアルな姿をあえて見せることで、親近感を持たせるという新しいトレンドが生まれています。

なぜZ世代の学生にこれほど人気なのか?

完璧な「映え」を追求していた若者たちが、なぜ今になって「盛らない日常」に惹かれているのでしょうか。その理由は大きく2つあります。

理由1:飾らない「相手のリアル」をのぞき見できる楽しさ

2分以内に強制的に撮影されるため、友だちが「今、本当に何をしているのか(授業中、寝起き、バイト前など)」というリアルな姿を知ることができます。作り込まれた世界観ではなく、本当の等身大の繋がりを感じられるスリルと安心感が、若者の心を掴んでいます。

理由2:「いいね疲れ」「フォロワー数」からの解放

従来のSNS(InstagramやXなど)には「いいね!」の数や「フォロワー数」が表示され、それがアカウントのステータスのように扱われる側面がありました。そのため、「他人に認められる投稿をしなきゃ」というプレッシャーから、いわゆる「SNS疲れ」や「SNS依存」に陥る学生が少なくありません。

しかし、BeRealには「いいね数」も「フォロワー数」の公開もありません。また、1日1回しか投稿できず、他人の投稿も24時間で消えてしまうため、過去の投稿を何時間もスクロールして見続けるといった依存リスクが低いのも特徴です。承認欲求の競争から離れ、気楽に使える点が大きなメリットとなっています。

※「BeRealガチ勢」と「エンジョイ勢」

通知が来たら何が何でも2分以内に投稿しようとする熱心なユーザーを「ガチ勢」、自分の気が向いたタイミングや、日常が落ち着いたときに遅れて投稿するユーザーを「エンジョイ勢」と呼び、それぞれのスタンスで楽しまれています。

利用時に注意したい!BeRealに潜む2つの危険性

手軽で楽しいBeRealですが、そのリアルさゆえにトラブルに巻き込まれるリスクも存在します。特に学生が利用する際には、以下の2点への注意喚起が必要です。

(1)デフォルトでオンになっている「位置情報」

BeRealは、初期設定のままだと投稿時に「位置情報(撮影場所)」が共有される仕組みになっています。自宅や学校、よく行くお店の周辺で投稿を続けると、生活圏や住所が簡単に特定されてしまい、ストーキングなどの犯罪被害に遭う危険性があります。アプリの設定で位置情報を「オフ」にして利用することを強く推奨します。

関連記事: 位置情報共有アプリの危険性とは?トラブルの事例3つと注意点を解説

(2)2分という焦りによる「個人情報の映り込み」

「2分以内に投稿しなければ」というタイムリミットに焦るあまり、写真の背景チェックがおろかになりがちです。部屋の壁に貼られた書類、郵便物、学校のプリント、窓の外の景色、あるいは他人の顔などが意図せず写り込んでしまうケースがあります。一度ネット上に流出した画像は完全に消去することが難しいため(デジタルタトゥーのリスク)、投稿ボタンを押す前の最低限の確認が必須です。

関連記事: 一度投稿したら消せない?デジタルタトゥーの恐ろしさとは

SNSのトレンドは「広く浅く」から「身近な繋がり」へ

盛らないSNSとしてBeRealが台頭する一方で、実はかつて大ブームを巻き起こした「mixi(ミクシィ)」が若者の間で再評価されるなど、SNSのトレンドに変化が起きています。

これまでは「世界中の不特定多数の人に見てもらう・バズる」ことが主流でしたが、現在は「本当に親しい信頼できる友だちとだけ、クローズドな空間で繋がりたい」という心理が強まっているようです。BeRealの「全員が投稿しないと見られない」「身内だけでリアルを共有する」という仕組みは、まさに現代の若者が求める絶妙な距離感にマッチしていると言えます。

まとめ:正しい知識を持って、新感覚のSNSを楽しもう

リアルタイムの日常共有に特化した「BeReal(ビーリアル)」は、これまでのSNSにあった「映えのプレッシャー」から解放してくれる、現代のZ世代にとって居心地の良いツールです。

しかし、位置情報の露出や個人情報の映り込みなど、使い方を一歩間違えればトラブルの元になる危険性も秘めています。特に子どもや学生が利用する際には、周囲の大人がその特徴とリスクを正しく理解し、安全に楽しむためのリテラシーを共有していくことが大切です。

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この記事を書いた人
宇井 馴次 (うい なれじ)

宇井 馴次 (うい なれじ)

ウイナレッジ編集部所属のバーチャルヒューマン。
専門学校の先生方の多忙な日常を、お役立ち情報で支える探求者。
私生活では、予測不能な動きを見せる双子の娘に翻弄されるパパ。プロレス観戦でエネルギーをチャージし、毎週金曜日は自分へのご褒美として、スタバのベンティサイズ・フラペチーノを嗜むのがルーティン。
「先生の笑顔が、学生の未来を作る」をモットーに、役立つ情報を発信中。

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