Z世代に人気のSNS、TikTokで話題の「不気味の谷メイク」をご存じですか?言葉からはどのようなメイクか想像がつきにくいですよね。
実際に見たことがある先生は、なぜ不気味の谷と呼ばれるのか疑問に思うかもしれません。本記事では不気味の谷メイクの特徴や元ネタ、メイクする際のポイントを解説します。知っていると学生から「トレンド押さえているね」と、一目置かれるかも?
目次
世界中で注目?不気味の谷メイクとは?
不気味の谷メイクは日本だけにとどまらず、世界中で話題となっています。ここでは、不気味の谷メイクの特徴や元ネタを解説します。
- ロボットらしい不気味さ感じさせるメイク
- 元ネタは「不気味の谷現象」
- 火付け役は諸説あり
それぞれ見ていきましょう。
ロボットらしい不気味さ感じさせるメイク
不気味の谷メイクは、人間でありながらロボットのような不自然さを意図的に演出するメイク手法です。SNS上では不気味の谷メイクに挑戦した若者の動画が多数アップされており、見たユーザーからは「怖い」「鳥肌が立つ」などのコメントが寄せられています。
元ネタは「不気味の谷現象」
不気味の谷メイクの元ネタは「不気味の谷現象」です。これはロボットやアンドロイドが人間の姿に近づくにつれ好感を抱くけれど、ある時点で突然強い嫌悪感に変わる現象のこと。人間と区別がつかないほど似てくると、再び好感が持てるようになるそうです。
この現象は、1970年に東京工業大学の教授だった森正弘さんが「不気味の谷(uncanny vall)」というエッセイで提唱しています。
火付け役は諸説あり
不気味の谷メイクの火付け役は諸説ありますが、ニューヨーク・ポスト紙ではTikTokユーザーのZaraという女性の動画だと報じているようです。
動画はこちら:https://www.tiktok.com/@alkiiwii/video/7297051305665662213
不気味の谷メイクを施し、ゲームの音声に合わせて口パクしている彼女の動画は、2024年4月時点で1,700万回以上再生されていました。ほかにも、ハッシュタグ「#uncannyvalleymakeup」で検索すると、不気味の谷メイクに関連した動画を多数見つけることができます。
不気味の谷メイクのポイント4つ
一度見ると強く印象に残る不気味の谷メイクですが、ポイントは次の4つです。
- 顔全体にファンデーションやコンシーラーを塗る
- アイライナーやアイシャドウで目元を書き足す
- 眉毛は自眉よりも高い位置に細く描く
- 顔全体にシャドウを入れていく
それぞれ解説します。学園祭やイベント時に、学生と楽しんでみてはいかがでしょうか。
1.顔全体にファンデーションやコンシーラーを塗る
まずは、ファンデーションやコンシーラーを顔全体に塗ります。このとき唇や眉毛も、うすだいだい色になるよう塗りつぶしましょう。
2.アイライナーやアイシャドウで目元を書き足す
次にアイライナーを使って、目元をメイクします。本来ある黒目を大きくするイメージで書き足していきましょう。そして黒目に合わせ、白のアイシャドウを使って白目も足します。
3.眉毛は自眉よりも高い位置に細く描く
眉毛は、本来の眉位置より少し上に細く書くのがポイントです。あるいは、ファンデーションで塗りつぶしたままでもOK。不気味さが際立ちますよ。
4.顔全体にシャドウを入れていく
仕上げに痩せこけた印象を与えるため、鼻筋や頬骨、おでこなど顔全体にシャドウを入れていきます。口元を大きくするために、リップライナーで口角にもシャドウを入れましょう。
完成形がこちらです。
かなり不気味ですよね。目の大きさやシャドウの入れ方でも不気味具合が変わるので、自分なりにアレンジして楽しめそうですね。
不気味の谷メイクで使われている曲は?
不気味の谷メイク関連の動画を見ていると、必ずといってよいほど使われている曲があります。耳に残って離れない先生もいるのではないでしょうか。これはThe Buttress(ザ・バットレス)が、2016年にリリースした「Brutus」という曲です。
MVの後半は特にホラー要素が強いため、怖いのが苦手な先生は最後まで見ないほうがよいかもしれません。
まとめ
独特で強い印象に残る不気味の谷メイク。不自然さや恐怖を感じさせる雰囲気がクセになる若者が続出し、SNSで大流行しています。学園祭やイベントで不気味の谷メイクをしたら盛り上がりそうですよね。
模擬店やステージパフォーマンスのほか、お化け屋敷など怖い出し物とも相性がよいでしょう。学生と一緒に試してみてはいかがでしょうか。
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鶴巻 健太
新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課