
Windows 11がリリースされたのは2021年10月5日のこと。しかし、Windows 10からアップグレードせずにWindows 12を待っている先生もいるのではないでしょうか?
そこで今回はWindows 12の発売日や、どのような機能が追加されるか予想しました。また、Windows 11が低評価と言われている理由も考察します。アップグレードするか悩んでいる先生は、ぜひ参考にしてください。
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目次
Windows 12の発売日はいつ頃になるのか?
当初、MicrosoftのデベロッパーエバンジェリストであるJerry Nixon氏は、2021年5月の技術者向けイベントで「Windows 10が最後のOSになる」と発言していたようです。
しかし、結果的にWindows 11が登場しました。そのため、今後Windows 12を発売する可能性は充分考えられるでしょう。2023年9月時点では発売に関する情報がないため、過去の傾向からWindows 12の発売時期を予測してみます。
これまでのOS発売日は以下のとおりです。
OS | 発売日 |
---|---|
Windows Vista | 2006年11月30日 |
Windows 7 | 2009年9月1日 |
Windows 8 | 2012年8月16日 |
Windows 10 | 2015年7月29日 |
Windows 11 | 2021年10月5日 |
直近5バージョンの発売日を確認すると、Windows 11の発売日までは6年の期間があるものの、それ以前は3年スパンでリリースされています。
また2022年6月にWindows Centralが、3年後ごとのサイクルに戻すと発表していました。つまり、Windows 12は2024年に発売される可能性が高いのではないでしょうか。
実際の発売日は公式ホームページの発表を待ちましょう。ウイナレッジも新しい情報が入り次第、更新します。
Windows 10とWindows 11はいつ発売された?
ここでWindows 10と、Windows 11のリリーススケジュールを振り返ってみましょう。Windows 12が同じスケジュールとは限りませんので、あくまでも目安としてお読みください。
Windows 10の発売スケジュールとサポート期限
Windows 10のリリースが発表されたのは、2014年9月のことです。このときは2015年後半頃に提供されるのではないかと予想されていました。
実際は2015年6月1日にMicrosoftのブログにて、2015年7月29日に提供することが発表されています。発売の告知から実際のリリースまで、約2か月間でした。
Windows 10のサポート期限
Windowsにはサポート期限があります。Windows 10のサポート期限は2025年10月14日となっていますが、バージョンによってはそれよりも前に終了する場合もあるので注意しましょう。
バージョンごとの終了日は、以下のとおりです。
バージョン | サポート終了日 |
---|---|
Version 22H2 | 2025年10月14日 |
Version 21H2 | 2023年6月13日 |
この期間を過ぎると仕様変更や新機能のリクエスト、セキュリティの更新プログラムなどすべてのサポートが受けられなくなります。サポート期限を迎える前に、アップグレードを検討しましょう。
Windows 11の発売スケジュールとサポート期限
Windows 11のリリースが発表されたのは、米国時間の2021年8月31日です。Microsoftは2021年10月5日に提供すると発表しました。Windows 10と同様、発表の告知から実際のリリースまでは約2か月間です。
Windows 10が最後のOSだと思っていたユーザーにとっては、予想外の発表だったのではないでしょうか。
リリース後は、対象パソコンに無償アップグレードが段階的に提供されるようになりました。またパソコンメーカー各社からは、Windows 11をプレインストールしたパソコンが続々と発売されました。
Windows 11のサポート期限
Windows 11にもサポート期限が設定されています。バージョンごとの終了日は、以下のとおりです。
バージョン | サポート終了日 |
---|---|
Version 22H2 | 2024年10月8日 |
Version 21H2 | 2023年10月10日 |
ただしWindows 11の場合、完全な提供終了日は発表されていません。今後アップデートされれば、バージョンに合わせた新たなサポート終了日が発表されるでしょう。
Windows 11は使いにくく低評価?短命との予想も
動作速度の向上や新たな機能追加など、多くの変化を遂げたWindows 11。使いやすいという声も多い一方で「短命に終わるのでは?」という評価も見受けられます。
Microsoftは何がなんでもスタートメニューを廃し、パネル式のインターフェイスにしたいのかね。いろいろ設定でこれまでの使用感に戻せるものの、デフォルトだと、既存ユーザーからソッポ向かれそ。Windows11は短命OSになりそうな予感。なんとなくVistaや8を連想させるのだが。。。
使えば使うほどWindows11がイマイチ。10の完成度が高かったからな~。Vistaを彷彿させる。笑
なぜこのように言われてしまうのでしょうか。一番の理由としてはデザインの大幅な変更が考えられます。
たとえばコンテキストメニュー(右クリックを押すと表示されるメニュー)は、デフォルトで表示される項目が減りました。一見コンパクトで使いやすそうですが「名前の変更」や「ショートカットの作成」などは、メニューの最下段「その他のオプションを表示」を選択しないと表示されません。つまり、一部の操作で手間が増えてしまったのです。
このように、使い慣れず不便と感じるユーザーもいることから、Windows 12のリリースを期待するユーザーは多いかもしれません。
とはいえ、使いやすくなったという声も多くありますし、アップグレードするメリットはあります。Windows 10との変更点については、以下の記事で詳しく解説しているので併せてごらんください。
関連記事:Windows 10とWindows 11の違いとは?アップグレードするメリット・デメリットも解説
Windows 12はどのように進化する?2つの予想
もしWindows 12が発売されるとしたら、どのような機能が追加されるのでしょうか。複数のサイトを確認すると、以下の2つが予想されています。
- UIがMac風に
- AI機能が追加
ユーザーの評判や予想の声もピックアップしたので参考にしてください。
UIがMac風に
Windows 12は、UIがMac風になるのではといわれています。MicrosoftIgniteで公開されている動画を確認すると、開発中と思われるUI(ユーザーインターフェース)が数秒ほど公開されています。
下記動画の31分15秒あたりに注目してみてください。
映像に出てくるデザインがMacに似ていることから、Windows 12のUIはMac風になるのではと予想するユーザーが多いようです。
AI機能が追加
AI機能が搭載されるという声もありました。Microsoftが提供している検索エンジン「Bing」には、すでにChatGPTと同じテキスト生成AIを搭載した「BingAI」がリリースされています。
そのため、今後新しいOSがリリースされる場合は、AIが搭載されるのではないかと予想する声が多いようです。
ユーザーの評判や予想の声
実際にWindowsユーザーの評判や、Windows 12に関する予想の声をリサーチしました。
Windows12はガッツリAIを組み込むというウワサ。 つまり、CortanaさんがあのOfficeイルカに進化するという解釈でよろしいのか?
Windows12のシステム要件が 出回ってる!CPUは同じだけど メモリが8GB以上か!今考えたらメモリ8でもギリギリだから4は厳しいよなぁ〜本当にWindows12出そうだな!Windows11は使いにくいから12では使いやすくなってほしい!
Windows12ではAIが組み込まれて大きな変化がありそう。予想では2024年発売のようだが、chatGPTの人気ぶりからして、きっとPC需要を喚起するだろう。
Windows12のシステム要件が 出回ってる!CPUは同じだけ2024年に発売されると噂のWindows12楽しみな反面更にMac化が進んでしまうんじゃないかと心配してる
UIやKernelを新しくする上で、メジャーアップグレードは避けられないのかな。まだ予想なので注意。
なかには、すでにWindows 13のリリース時期を予想しているユーザーも。Microsoftの今後の動きに目が離せませんね。
まとめ
Windows 12のリリース時期と、変更点を予想しました。2023年9月時点では、MicrosoftからWindows 12に関する情報は発表されていません。これまでの3年サイクルに合わせるとしたら、2024年にリリースされる可能性が高いと考えられます。
Windows 10とWindows 11のリリース告知は約2か月前だったので、2024年リリース予定だとしたら正式な発表はもう少し先になるかもしれません。新しい情報が入り次第、随時更新します。Microsoftからの発表を楽しみに待ちましょう。
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