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TOPコラムライフ面接や就活で緊張しない7つの方法とは?本番でも使える対処法を解説

面接や就活で緊張しない7つの方法とは?本番でも使える対処法を解説

2024.10.23 ライフ コラム

学生にとって面接や就職試験は、将来に影響する大切なイベント。しかし極度の緊張から、本来の力を発揮できない学生もいるでしょう。「もっと上手にできたはずなのに」と、後悔しないためにも、緊張の原因を理解して対策を立てることが大切です。

本記事では、面接や就職試験で緊張しない方法を7つ紹介します。状況別で使える対処法にも触れているので、学生の進路指導にお役立てください。

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面接や就職試験で学生が緊張する5つの理由

学生が緊張する理由は、さまざまです。ここでは、主な理由を5つ解説します。

  1. 失敗に対する恐れ
  2. コンプレックスによる萎縮
  3. 初めての経験による不安
  4. 準備不足による不安
  5. 周囲の期待に応えなければという重圧

それぞれ見ていきましょう。

1.失敗に対する恐れ

面接や就職試験は、人生の分岐点ともいえるイベントです。そのため、失敗したくないという強い気持ちが緊張の原因になることも。「今回の面接で失敗したら、就職できないかもしれない」などの不安が頭をよぎり、緊張感が高まってしまうのです。

また過去に失敗して笑われた、入試で不合格だったなどの経験を持つ学生は、人前に立つことに恐怖を感じたり、本番に弱いと思い込んだりして反射的に不安を感じるケースも。この場合、極度に失敗を恐れて普段通りの力を発揮できないばかりか、ミスを連発してしまうこともあります。

2.コンプレックスによる萎縮

「自分は周りの学生より劣っている」「上手に話せる自信がない」などのコンプレックスも影響しています。外見や学歴、経験不足など、さまざまな要素から引け目を感じている学生は少なくありません。

そのような心理状態で面接や就職試験の場に行くと、周りの学生が立派に見えて萎縮してしまうのです。

3.初めての経験による不安

多くの学生にとって、本格的な面接や就職試験は初めての経験です。「次はどのような質問をされるだろう」「面接官に対する振る舞い方がわからない」など、想像を膨らませるほど緊張感は高まりやすくなるでしょう。

4.準備不足による不安

「もっと企業についてリサーチしておくべきだった」「想定される質問を考えておけばよかった」など後悔を抱えたまま本番に臨むと、パフォーマンスに影響を及ぼすこともあります。その結果、さらに自信を失ってしまう学生もいます。

5.周囲の期待に応えなければという重圧

「家族に期待されているから頑張らなければ」「志望している企業から内定をもらって先生に評価されたい」といったプレッシャーは、緊張を増大させることがあります。なかには周囲の期待に応えようとするあまり、本当の気持ちを押し殺してしまう学生も。

周囲の期待は励みになる一方で、大きな負担となるケースもあります。学生に結果を出してほしいからといって、過剰に期待感を伝えるのは避けたほうがよいでしょう。

面白いくらい本番で力を発揮!緊張しない7つの方法

重要なシーンで緊張状態になるのは、学生のみならず多くの人が経験する悩みです。ここでは、緊張しない方法を7つ紹介します。

  1. イメージトレーニングする
  2. 何度も練習する
  3. 時間に余裕を持って行動する
  4. 軽く体を動かす
  5. 緊張している自分を受け入れる
  6. ツボを押す
  7. 自分なりのおまじないを作る

学生に共有するだけでなく、緊張を感じやすい先生も試してみてくださいね。

1.イメージトレーニングする

面接や試験の流れをイメージし、何度も練習を重ねることで本番への緊張を緩和できます。たとえば面接シーンの場合、面接室に入るところからイメージしましょう。次に面接官の質問に答えている場面から退室するまで、一連の流れを具体的にイメージするのです。ポイントは、うまく対応できている自分を思い浮かべること。脳内にポジティブな成功体験を刷り込むことで、本番でも自信を持って臨みやすくなります。

関連記事: 【就活の心構え】面接の答え方のコツ&マナーを解説

2.何度も練習する

自分が納得できるまで、練習を繰り返すことも大切です。練習を重ねるほど「充分に準備したから大丈夫」と自信を持ちやすくなります。

たとえば面接練習の場合、自分の姿を鏡で見ながら取り組むのがおすすめです。話しているときの表情やクセを客観的に見られるようになります。弱点を把握し、改善を重ねることで本番でも緊張せず力を発揮できるでしょう。

3.時間に余裕を持って行動する

時間に追われると、焦りや不安を感じて緊張感が高まります。安心感を持って本番に臨むためにも、余裕のある行動を心がけましょう。

本番当日は早めに会場へ向かい、周囲の環境に慣れる時間を持つのがおすすめです。また早めの行動は、公共交通機関の遅延など予想外のトラブルにも備えられます。

4.軽く体を動かす

緊張すると体が硬直し、呼吸が浅くなることがあります。そのようなときは、体を軽く動かしてみましょう。深呼吸をする、肩や首を回すだけでもOKです。体がリラックスすると、気持ちも自然に和らいで緊張感を抑えられます。

5.緊張している自分を受け入れる

「緊張してはいけない」と思うほど、かえって緊張感が高まるもの。不安を感じるシーンや未知の状況で緊張するのは当然のことです。決して悪いことではなく、それだけ真剣に取り組んでいる証拠といえるでしょう。

また適度な緊張感は、集中力を高めて本来の力を発揮する効果も期待できます。無理に緊張を抑え込まず、ポジティブに捉えてみましょう。受け入れることで、心の負担を軽減できます。

6.ツボを押す

手には、緊張を抑えるツボが存在します。知っておくことで、心に余裕を持ちやすくなるでしょう。たとえば手の甲側、親指と人差し指が交差する場所の少し上に位置するくぼみには、気持ちを落ち着かせる効果が期待できる合谷(ごうこく)というツボがあります。

面接や試験の直前に手を温めるような感覚で押すと、気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。

7.自分なりのおまじないを作る

「大丈夫、できる!」など自信を与える言葉や、お気に入りのアイテムを持ち歩くなど「おまじない」を作るのも一つの方法です。自分だけの特別な言葉やアイテムは、心の支えとなって緊張の緩和をサポートしてくれます。

本番前に心の中で言葉を唱えたり、アイテムをぎゅっと握ったりすることで安心感を得られるでしょう。

本番で緊張したら?状況別で使える3つの対処法

万全に準備していても、緊張することはあります。ここでは、本番で緊張したときに使える対処法を状況別に紹介します。

  • 声が震えたとき
  • 内容を忘れたとき
  • 息苦しさを感じたとき

それぞれ見ていきましょう。

声が震えたとき

たとえば面接のシーンで声が震えていると感じたら、まず深呼吸を意識しましょう。多くの面接官は学生が緊張することを理解しており、急かさず待ってくれます。焦って話そうとせず、ゆっくり一呼吸しましょう。呼吸を整えることで緊張がほぐれ、スムーズに話しやすくなります。

また、声の震えを知られたくないと思うと余計に緊張します。多少の震えはマイナス評価になりません。知られてもかまわないと考えることも大切です。

内容を忘れたとき

緊張から、事前に準備していた内容を忘れてしまうこともあります。このような場合も、まずは深呼吸して気持ちを落ち着けましょう。そして頭の中を整理することが大切です。面接の場合は「申し訳ございません。緊張しているため、少し考える時間をください」と正直に伝えてOKです。

またプレゼンテーションを伴う就職試験の場合、聞き手である面接官に質問を投げかけるのも効果的です。「ここまでの内容で質問はありますか?」と聞き手を巻き込むことで、時間を稼ぎつつ頭の中を整理できます。

息苦しさを感じたとき

極度の緊張状態に陥ると、息苦しさを感じることがあります。このような場合、慌てず背筋を伸ばしましょう。そして鼻から息を吸い、ゆっくりと口から吐き出します。繰り返すことで体の緊張がほぐれ、スムーズな呼吸を取り戻しやすくなります。

まとめ

緊張は誰にでも起こる現象です。決して悪いことではありませんが、緊張しすぎると本来の力を発揮できないこともあるでしょう。適切な対処法を知っておくことで、どのような状況でも冷静な対応が可能になります。学生に共有して、後悔なく力を発揮できるようサポートしましょう。

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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