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TOPコラムライフ【実は簡単】ふるさと納税のやり方を3ステップで解説!注意点やおすすめも

【実は簡単】ふるさと納税のやり方を3ステップで解説!注意点やおすすめも

2023.10.04 (最終更新:2023.12.07) ライフ コラム

ふるさと納税は、特定の自治体に寄付すると返礼品が受け取れる制度です。存在は知っていても手続きが面倒なイメージから、活用したことがない先生も多いのではないでしょうか。

しかし、手続きはシンプルで簡単。本記事では、ふるさと納税の基礎知識や申込み方法をわかりやすく解説します。実質2,000円で地域の名産品やサービスが楽しめるので、これを機会に利用してみてはいかがでしょうか。

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ふるさと納税とは?

ふるさと納税とは、自分の生まれ育った地域や応援したい自治体に寄付できる制度です。通常、納めるべき住民税や所得税の金額は、前年度の所得額によって決められます。しかし、ふるさと納税を活用すると、寄付金のうち2,000円を超えた分が税金控除の対象となるのです。

加えて、寄付した地域から返礼品も受け取れます。応援したい地域に貢献し、税金も控除できるうえ、特産品を楽しめる魅力的な制度なのです。

どのような人が利用するべき?

ふるさと納税がおすすめの人は、以下のとおりです。

  • 住民税や所得税を支払っている人(目安は年収150万以上)
  • 応援したい地域がある人
  • 欲しい返礼品がある人

ふるさと納税を活用して寄付できる金額には上限があります。住民税や所得税を多く支払っている人ほど、大きなメリットを受けられるでしょう。

反対に、そもそも住民税を支払っていない人や所得額が低い人は損する可能性があるため、ふるさと納税を活用するメリットは低くなります。ふるさと納税の上限額については、本記事の後半で解説します。

また上限額を超えたとしても、自分の税金は応援する地域に使いたいと考えている先生にはおすすめです。貢献しているという満足感を得られるでしょう。

ふるさと納税の受付期間

基本的に、ふるさと納税は年間を通して申込みできます。しかし、当年度の所得税還付と翌年度の住民税控除の対象となるのは、1月1日から12月31日の1年間に寄付した分です。

つまり2023年度の所得税還付と、2024年度の住民税控除を希望する場合は、2023年の12月31日までに寄付する必要があります。また、人気の返礼品は予定より早く終了するケースも多いため、狙っている自治体があれば早めの申込みがおすすめです。

簡単!ふるさと納税のやり方3ステップ

ふるさと納税ができるサイトは複数ありますが、基本的な流れは同じです。次の3ステップどおりに挑戦してみましょう。

  1. 返礼品を申し込む
  2. 手元に返礼品と寄附金受領証明書が届く
  3. 寄付金控除の手続きをする

それぞれ解説します。

1.返礼品を申し込む

まずはふるさと納税のサイトから、応援したい地域の返礼品を選びましょう。主なふるさと納税のサイトは以下のとおりです。

自分の生まれ故郷に寄付する先生もいれば、旅行先で好きになった地域に寄付する先生もいます。自分の好物が返礼品になっている地域から選んでもよいでしょう。

決まったら申込みをしますが、複雑な手続きはありません。ネットショッピングで買い物する感覚で完了します。

なお控除額はどのサイトでも同じですが、独自のポイントを採用しているところもあります。また、掲載されている自治体や返礼品は異なる場合もあるので、比較しながら探すのも楽しいでしょう。

2.手元に返礼品と寄附金額受領証明書が届く

申込み後は、寄付のお礼として手元に返礼品と「寄附金受領証明書」が届きます。証明書は手続きの際に必要なので、大切に保管しましょう。返礼品は、自分の好きなタイミングで楽しんでください。

3.寄付金控除の手続きをする

税金の還付と控除を受けるためには、手続きをしなければなりません。申請方法は確定申告または、ワンストップ特例制度の2種類あります。おすすめは簡単なワンストップ特例制度ですが、利用できる条件があるため事前に確認しましょう。

それぞれの特徴は、以下のとおりです。

ワンストップ特例制度は、6か所以上に寄付すると利用できないので注意してください。また、個人事業主の人や本業にプラス副業していて確定申告が必要な人も、ワンストップ特例制度は使えませんので、確定申告で申請しましょう。

なお、ふるさと納税の申告を忘れても特にペナルティはなく、5年以内なら請求できるので安心してください。ただし、ふるさと納税をした翌年から5年以上過ぎると請求できる権利がなくなるので注意しましょう。還付や控除のメリットが受けられず、寄付した金額がすべて自己負担となります。

ふるさと納税の手続きはワンストップ特例オンライン申請がおすすめ

ふるさと納税の手続きを簡単にしたいなら、ワンストップ特例オンライン申請がおすすめです。従来のワンストップ特例は自治体から届いた書類に必要事項を記入し、郵送する手間がありました。

ワンストップ特例オンライン申請なら、面倒な書類作成も郵送も不要です。スマートフォンとマイナンバーカードを使って簡単に申請できます。

「e-NINSHO」「IAM(アイアム)」「自治体マイページ」のいずれかを導入している自治体の返礼品が対象となるので、簡単に手続きしたい先生はオンライン申請対象の返礼品を選ぶとよいでしょう。

ふるさと納税の限度額は年収で決まる?

前述したとおり、ふるさと納税には限度額があります。限度額は年収で決まるため、返礼品を選ぶ前に年収を把握して上限額を調べてみましょう。

限度額の計算方法

限度額の目安は以下のとおりです。

給与年収 独身もしくは配偶者控除のない共働き夫婦※1 夫婦のみ(配偶者控除あり) 夫婦(配偶者控除あり)と子(16歳以上19歳未満)
300万円 28,000円 19,000円 10,000円
400万円 42,000円 33,000円 25,000円
500万円 61,000円 48,000円 39,000円
600万円 77,000円 67,000円 59,000円
参考:ふるさとチョイス

ただし、同じ年収でも家族構成や生命保険の金額によって限度額は異なります。ふるさと納税サイトの多くには、限度額を詳細にシミュレーションできるページがあるので、まずはどのくらいの金額を寄付できるか調べてみてはいかがでしょうか。

ふるさとチョイスでシミュレーションしてみる

限度額を超えた場合

ふるさと納税は、本来なら2,000円の自己負担で返礼品を受け取れる仕組みです。しかし、上限額を超えて寄付した場合は控除の対象になりません。自己負担額が増えるので注意しましょう。

たとえば、上限額5万円の人が60,000円分のふるさと納税をすると、超過した10,000円分(自己負担金2,000円含む)が自己負担となります。

ふるさと納税する際の注意点4つ

ふるさと納税で後悔しないために、ここでは注意点を4つ解説します。

  1. 最初に限度額を調べる
  2. 候補を決めたらレビューを確認する
  3. 受け取りまでに時間がかかると理解する
  4. 節税効果はない

それぞれ解説します。

1.最初に限度額を調べる

限度額を超えると、寄付した分は自己負担となります。そのため、人によっては損した気持ちになるかもしれません。返礼品を選ぶ前に自分の年収を把握し、限度額を知っておくのがおすすめです。

2.候補を決めたらレビューを確認する

ふるさと納税の返礼品は種類が豊富なので、迷う先生も多いでしょう。いくつか寄付したい地域の返礼品を決めたら、レビューを確認するのがおすすめ。確認しないと、イメージしていた状態と違う形式で届いて困るケースもあるからです。

たとえばウイナレッジ編集部では、キムチを返礼品に設定している地域に寄付したスタッフがいます。スーパーで売っているような一口サイズにカットしてある状態で届くと思ったら、白菜丸ごとの状態で届き、慣れない処理や保存で大変な思いをしたことがありました。

また予想以上に返礼品の量が多くて、食べきれなかったなどの声も聞きます。

食材だと食べきれない場合は、食器や家具などの返礼品を選ぶのもおすすめです。

3.受け取りまでに時間がかかると理解する

返礼品は申込み後にすぐ届くとは限りません。地域によっては手元に届くまで数か月かかるケースもあります。たとえば、お米の返礼品は新米が実る季節を発送時期にしている場合も多いです。

発送目安は各返礼品の詳細ページに記載してあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

4.節税効果はない

ふるさと納税には、節税効果があると聞いたことがある先生もいるかもしれません。しかし、厳密にいえば節税効果はありません。2,000円を超えて寄付した分が、本来支払うべき所得税や住民税から控除されるだけです。

たとえば60,000円寄付した場合は、2,000円を差し引いた58,000円の控除を受けられます。翌年に住民税が減っていると得した気持ちになりますが、実際は自治体に寄付した分が差し引かれているだけ。支払うべき税金が減っているわけではなく、税金の前払いをしているイメージです。

【2023】おすすめのふるさと納税3選

最後にふるさと納税大好きなスタッフが厳選した、おすすめのふるさと納税を3つ紹介します。今回は、さとふるに掲載されている返礼品から選びました。

  • かねふく明太子(福岡)
  • ブルーシールアイスクリーム(沖縄)
  • シャインマスカット(山梨)

迷ったときの参考にしてください。

かねふく明太子(福岡)

福岡といえば、食べ物が美味しいと絶賛する人も多い地域。なかでも明太子は、有名な特産品です。特に卵の選別からタレ作りまでこだわりぬいた「かねふくの明太子」は、ふるさと納税のなかでも大人気の品。特上切をたっぷり1kg楽しめます。

さとふる公式ページはこちら

ブルーシールアイスクリーム(沖縄)

沖縄の有名なアイスブランドといえば「ブルーシールアイスクリーム」。直営で人気のOKINAWANフレーバーと、アメリカンフレーバーを詰め合わせた贅沢なギフトセットです。アイスなので、期限を気にする必要はありません。のんびり長く楽しみたい先生にもおすすめです。

さとふる公式ページはこちら

シャインマスカット(山梨)

数あるブドウの中でも人気の品種が「シャインマスカット」。ふるさと納税サイトでもランキング上位の常連です。甘くて種がない実は食べやすく、老若男女問わず人気の品。個人で楽しむのはもちろん、大切な人への贈り物にも最適です。

さとふる公式ページはこちら

まとめ

簡単な手続きで好きな地域に貢献できるだけでなく、返礼品も受け取れる仕組みがふるさと納税です。返礼品は魅力的なものが多数あり、見ているだけでも楽しいでしょう。ポイントを押さえて利用すれば、損することもありません。2023年度の所得税還付と2024年度の住民税控除をしたいと考えている先生は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のメディアディレクター
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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