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TOPコラムトレンド2023年のニュースいくつ覚えてる?話題になった出来事をまとめました

2023年のニュースいくつ覚えてる?話題になった出来事をまとめました

2024.01.17 (最終更新:2024.03.28) トレンド コラム

2023年も明るい話題から衝撃を受ける事件まで、さまざまなニュースがありましたね。先生が一番印象に残っているニュースは何ですか?

今回は、2023年に話題になった主なニュースを国内・国外別にまとめました。1年の振り返りや会話のネタにお使いください。

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1月~3月にあった国内ニュースまとめ

1月〜3月にあったニュースの中でも、特に印象に残ったのが次の5つです。日本人として誇らしい話題があった一方で、闇バイトが注目されるきっかけとなる事件が発生しました。

  1. 国内の出生数が初めて80万人を下回る
  2. 日本人2人が14年ぶりに宇宙飛行士候補に選抜
  3. 闇バイトの指示役「ルフィ」逮捕される
  4. WBCで「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝
  5. 国枝さん国民栄誉賞

それぞれ振り返ってみましょう。

1.国内の出生数が初めて80万人を下回る

2023年2月28日、厚生労働省は去年生まれた子供の数が79万9,728人になったことを発表。80万人を下回ったのは、1989年に国が統計を開始して以来初めてのことです。これに対して岸田首相は「異次元の少子化対策」を表明し、経済的支援の強化や働き方改革の推進に取り組む姿勢を見せています。

2.日本人2人が14年ぶりに宇宙飛行士候補に選抜

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年2月28日に14年ぶりとなる新たな宇宙飛行士の選抜試験の結果を発表。過去最多4,127人の中から諏訪理さん(46歳)と米田あゆさん(28歳)の2人を宇宙飛行士候補に選出しました。

2人はJAXAに入所後、基礎訓練を約2年間受け、正式に宇宙飛行士として認定される見込みです。その後、国際宇宙ステーション(ISS)への長期滞在や、米主導の有人月探査「アルテミス計画」への参加など、さまざまな宇宙ミッションで活躍することが期待されています。

3.闇バイトの指示役「ルフィ」逮捕される

2022年から関東で相次いでいた悪質な強盗事件。その指示役とされる人物「ルフィ」が2023年2月にフィリピンから日本へ送還され逮捕となりました。ほかにも容疑者は複数おり、彼らはSNSで若者を集め、強盗を繰り返していたとされます。闇バイトが再注目されるきっかけとなった事件です。

関連記事:学生を狙う闇バイトとは?見分け方や学校側ができることを解説

4.WBCで「侍ジャパン」が3大会ぶり3度目の優勝

2023年3月21日(日本時間22日)、米フロリダ州マイアミで行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦が開催。日本代表の「侍ジャパン」が前回王者のアメリカを3-2で下し、3大会ぶり3度目の優勝を果たしました。

優勝は、2009年の第2回大会以来14年ぶりの快挙。また全勝優勝は、2013年のドミニカ共和国以来10年ぶりの快挙です。侍ジャパンの優勝は、日本国内で大きな盛り上がりを見せました。

5.国枝さん国民栄誉賞

2023年3月17日、国枝慎吾さんが国民栄誉賞を受賞しました。国枝さんは、パラリンピックの車いすテニス男子で4大会連続4個の金メダルを獲得、四大大会では男子世界歴代最多50回の優勝を果たすなど、前人未到の快挙を成し遂げています。今回の国民栄誉賞受賞は、パラスポーツの歴史において、大きな意味を持つ出来事となりました。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、1月〜3月は以下のニュースがありました。

  • 箱根駅伝で駒大が2年ぶり優勝
  • 東日本大震災12年
  • H3ロケット打ち上げ失敗
  • 岸田首相がウクライナを電撃訪問

宇宙関連だと、成功率が非常に高いといわれていたH3ロケットの打ち上げ失敗が印象に残っている先生も多いかもしれませんね。

4月~6月にあった国内ニュースまとめ

4月〜6月にあったニュースの中でも、特に印象に残ったのが次の5つです。去年、多くの人が衝撃を受けた痛ましい事件を思い起こさせるような事件が発生してしまいました。

  1. 岸田首相が応援演説中に襲撃される
  2. G7サミットが広島にて開催
  3. マイナンバーカードが保険証と一体化へ
  4. 新型コロナウイルスが「5類」に移行
  5. ガーシー元参議院議員を逮捕

それぞれ振り返ってみましょう。

1.岸田首相が応援演説中に襲撃される

2023年4月15日、岸田文雄総理大臣が応援演説のために和歌山県の雑賀崎漁港を訪れていたところ、演説の直前に筒状の爆発物が投げ込まれました。岸田首相に怪我はありませんでしたが、爆発物からは爆音と白煙が上がり、警察官1人が軽い怪我を負いました。

大惨事は免れたものの、2022年7月に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件を思い出させる犯行に日本中が再び衝撃を受けました。

2.G7サミットが広島にて開催

各国の首脳が集まるG7サミットが、2023年5月19日から21日の3日間の日程で開催されました。サミットでは、主にウクライナ情勢やエネルギー問題、気候変動などについて議論。議長を務めた岸田首相は、今後も自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けた取り組みを主導していく決意を示しました。

3.マイナンバーカードが保険証と一体化へ

2023年6月2日、マイナンバーカードと健康保険証の一体化(マイナ保険証)や、マイナンバーの利用範囲の拡大などを盛り込んだ法改正が賛成多数で可決・成立しました。現在使っている健康保険証は、2024年の秋に廃止される見込みです。

4.新型コロナウイルスが「5類」に移行

2020年から多くの人を悩ませてきた新型コロナウイルスでしたが、政府は2類相当から「5類」へ引き下げる方針を決定し、5月8日に移行しました。これは季節性インフルエンザと同等の分類となります。

5.ガーシー元参議院議員を逮捕

2023年6月4日、動画投稿サイトで著名人らを脅迫したなどとして、ガーシー(本名:東谷義和)元参議院議員が逮捕されました。ガーシー容疑者は、動画投稿サイト「YouTube」で芸能界や政界の関係者を名指しし、プライベートや交友関係などに関する内容を暴露。脅迫や中傷するような発言を繰り返したとされています。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、4月〜6月は以下のニュースがありました。

  • LGBT理解増進法が成立
  • 宮古島周辺で陸自ヘリが消息不明に
  • 生成AIが急速に普及
  • 陸自訓練中に候補生が銃撃

AIの急速な発展が注目された一方で、陸自関連の痛ましい事件が多かった印象です。

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7月~9月にあった国内ニュースまとめ

7月〜9月にあったニュースの中でも、特に印象に残ったのが次の5つ。大手企業に関する事件が複数話題になりました。

  1. ジャニーズ事務所が性加害を認める
  2. 福島第一原発の処理水を海へ放出開始
  3. 大手中古車販売会社のビッグモーターが不正行為
  4. 日大アメフト部の部員が違法薬物所持で逮捕
  5. 西武池袋本店がストライキで臨時閉館

それぞれ振り返ってみましょう。

1.ジャニーズ事務所が性加害を認める

次々と告発者が現れた、ジャニー喜多川氏の性加害の問題。ジャニーズ事務所は、2023年10月2日に都内で記者会見を開きました。社長の東山紀之氏は社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更すると発表。被害者への補償をしたうえで将来的には廃業すると伝え、ファンや各専門家から多くの声が上がりました。

またタレントのマネージメントなどを担当する新会社の社名は「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」に決定しています。

2.福島第一原発の処理水を海へ放出開始

政府は処理水の海洋放出を決定。2023年8月24日から処理水を希釈したうえ、太平洋に放出する作業を開始しました。国際原子力機関(IAEA)などの国際機関から安全基準を満たしているとの評価を得ていますが、国内外から風評被害や海洋汚染への懸念が根強く、議論が続いています。中国は、日本の水産物輸入を全面的に停止する措置を講じました。

3.大手中古車販売会社のビッグモーターが不正行為

大手中古車販売会社のビッグモーターが、顧客から預かった車を故意に傷付け保険金を不正に請求していた事実が発覚しました。その後も店舗前の草木を除草剤で枯らすなど数々の不正をしていたことがわかり、多くの利用者から不安の声が上がっています。

4.日大アメフト部の部員が違法薬物所持で逮捕

2023年8月5日、違法薬物所持で日大アメフト部員から逮捕者がでました。これをうけて部は、9月1日から無期限の活動停止。その後も11月27日までに2名が逮捕され、11月には廃部の方針が示されました。

5.西武池袋本店がストライキで臨時閉館

2023年8月31日、多くの人から長年親しまれている西武池袋本店が、ストライキで全面休業となりました。背景には新たな出店構想と不十分な説明による不信感があり、働く正社員や契約社員ら約900人が出勤しない形で行われました。大手百貨店のストライキは61年ぶりで、多くの利用者から困惑の声が上がったようです。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、7月〜9月は以下のニュースがありました。

  • 17歳の小田凱人選手が車いすテニスで四大大会連覇を達成
  • 全国で記録的な猛暑
  • タレントのryuchell(りゅうちぇる)さん死去
  • 京都アニメーション放火殺人事件の初公判で被告が起訴内容を認める

連日の猛暑や大会連覇など、記録を塗り替えるような話題が目立ちました。

10月~12月にあった国内ニュースまとめ

10月〜12月にあったニュースの中でも、特に印象に残ったのが次の5つです。クマ被害など心配なニュースがある一方で、スポーツに関する明るい話題が多かったように感じます。

  1. 大谷翔平選手が大リーグでホームラン王に
  2. インボイス開始で法人も個人も混乱
  3. 全国各地でクマ被害相次ぐ
  4. 藤井聡太八冠が「竜王戦」3連覇
  5. 阪神が38年ぶり2回目の日本一に

それぞれ振り返ってみましょう。

1.大谷翔平選手が大リーグでホームラン王に

ホームランを44本打ったエンゼルスの大谷翔平選手が、ホームラン王のタイトルを獲得しました。日本人選手がホームラン王を獲得するのは史上初で、アジア出身の選手としても大リーグ初の快挙。2023年の大谷選手はWBC優勝から始まり、シーズン中の超人的な活躍、ホームラン王のタイトルで締めくくる1年となりました。

2.インボイス開始で法人も個人も混乱

2023年10月1日から、インボイス(適格請求書)制度が開始。仕組みが複雑かつ負担が大きくなることから、タレントや漫画家を始め多くの個人事業主から反対の声が長く叫ばれていましたが、延期はされませんでした。導入により個人だけでなく、法人も事務手続きの負担が増し、多くの混乱を招いています。

3.全国各地でクマ被害相次ぐ

クマの被害が全国各地で相次ぎました。NHKによると、クマに襲われるなどの被害に遭った人の数は11月までに少なくとも全国211人に上り、最も多かった3年前の人数を上回る過去最悪の被害となっています。

4.藤井聡太八冠が「竜王戦」3連覇

藤井聡太八冠(21)は、2023年11月10日・11日に行われた第36期竜王戦七番勝負の第4局で伊藤匠七段(21)に勝利し、見事3連覇を達成しました。「叡王」「棋聖」「王位」に続く今年度4つ目のタイトル防衛です。

藤井八冠は、記者会見で「王座戦後は反響が大きかったが、結果にかかわらず竜王戦は竜王戦、と考えていた。普段どおり臨めた」と答えています。

5.阪神が38年ぶり2回目の日本一に

プロ野球・日本シリーズの第7戦が、2023年11月5日大阪市の京セラドーム大阪で開催され、阪神が7対1でオリックスに勝って日本一に輝きました。1985年以来となる38年ぶり2回目の優勝です。日本シリーズのMVP(最高殊勲選手)には、近本光司選手が選ばれています。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、10月〜12月は以下のニュースがありました。

  • デザインフェスタで販売したマフィンで集団食中毒
  • 宝塚劇団員死亡で遺族側が15のパワハラをまとめた意見書を提出
  • シンガーソングライターの谷村新司さん死去
  • 米軍オスプレイが屋久島沖で墜落

大規模な食中毒事件や、有名人の訃報など多くの話題が世間を賑わせました。

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2023年に世界で起こった印象的なニュースは?

国内だけでなく、世界でもさまざまなニュースがありました。ここでは、特に印象に残った出来事を3つピックアップします。

  • ハワイ・マウイ島で大規模な山火事
  • ラグビーワールドカップ2023開催
  • ハマスがイスラエルへ大規模な攻撃

それぞれ振り返ってみましょう。

ハワイ・マウイ島で大規模な山火事

2023年8月8日午後4時頃、ハワイ・マウイ島で大規模な山火事が発生しました。火は瞬く間に燃え広がり、わずか数時間で住宅街を焼き尽くす事態に。ハワイ州史上最悪の山火事となりました。

出火原因は調査中ですが、気候変動の影響による乾燥や高温が火災の拡大に拍車をかけたとの指摘もあります。この火災により、住民の生活や観光事業に多くの影響がでました。

ラグビーワールドカップ2023開催

2023年9月8日から10月28日にかけて、フランスで開催されたラグビーワールドカップ2023。南アフリカが強豪ニュージーランドを12対11で破り、2大会連続4回目の優勝を果たしました。

日本はプールDに属し、チリ、イングランド、サモア、アルゼンチンと対戦。2勝2敗のプール3位で決勝トーナメント進出とはなりませんでしたが、多くの国民が熱狂しました。

ハマスがイスラエルへ大規模な攻撃

2023年10月7日、中東パレスチナ自治区のイスラム組織「ハマス」がイスラエルへ大規模な攻撃を開始しました。イスラエル側も反撃を開始し、激しい武力衝突によって民間人に多数の被害者を出しています。

一時はハマス側が人質を解放、イスラエル側が囚人を釈放することで停戦状態となりました。しかし2023年12月1日に再び戦闘が再開され、住民にとって先の見えない不安な日々が続いています。

まとめ

2023年を振り返ると、嬉しい話題がある一方で悲しいニュースや衝撃的な出来事も多くあった1年でした。イスラエルとパレスチナの問題も深刻ですし、相変わらず続く物価高が、多くの人の生活に影響を及ぼしています。

2024年は、どのような出来事があるのでしょうか。定期的にニュースをチェックして、世間に取り残されないようにしましょう。

関連記事:2022年の出来事は?明るいものから衝撃的なものまで話題になったニュースまとめ

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のメディアディレクター
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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