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ホワイトボードの上手な書き方とは?使い方のポイントも解説

2023.11.22 (最終更新:2023.12.07) ワーク コラム

最近は、授業でホワイトボードを使う学校も多くなってきました。黒板と比べてチョークの粉が飛ぶこともなく、小さい文字も書きやすいのがホワイトボードの魅力ですよね。しかし、字が下手で読みにくいことに悩みを持つ先生もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、ホワイトボードで上手に書くコツをまとめました。わかりやすく見せるためのポイントにも触れているので、ぜひ参考にしてください。

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ホワイトボードで上手に字を書く4つのコツ

ホワイトボードで上手に書くためには、いくつかのコツがあります。練習の際は、次の4つを意識してみましょう。

  1. ゴシック体を意識して書く
  2. 文字の高さに目線を合わせる
  3. 腕全体を使って書く
  4. マーカーは太めを選ぶ

それぞれ解説します。

1.ゴシック体を意識して書く

通常、綺麗な字を書く際は「はらい」や「はね」を意識するように言われるケースが多いですよね。しかし、ホワイトボードのマーカーで表現するのは難しいもの。意識しすぎて余計にバランスの悪い字になりかねません。

「はらい」や「はね」は強調せず、ゴシック体のように真四角の文字を書くよう意識してみましょう。バランスが良く、見やすい字を書きやすくなりますよ。

2.文字の高さに目線を合わせる

ホワイトボードに字を書く際は、目線を同じ高さに合わせましょう。板面との距離がつかみにくいホワイトボードの場合、見下ろした状態や斜めの角度で書くと形が崩れやすいです。

まずは字の高さに目線を合わせて練習しましょう。低い位置で字を書く場合は、少し腰を落として書くのがコツです。慣れてきたら、色々な角度から書く練習をしてみましょう。

3.腕全体を使って書く

鉛筆やチョークに比べるとホワイトボードマーカーは太く、持ち手が安定しないことが多いです。そのため、手首だけで書こうとすれば、ぐちゃっとした字になりやすいでしょう。大きな板面に小さくぐちゃっとした字が並べば、学生も読む気が失せてしまいます。

慣れないうちは疲れるかもしれませんが、なるべく腕全体を使って大きめの字を意識しながら書きましょう。

4.マーカーは太めを選ぶ

ホワイトボードマーカーの芯の太さは、主に細字・中字・太字の3種類があります。ホワイトボードに字を書く場合は、大きく書いても力強くはっきりした字を表現できる太字タイプがおすすめです。太字で書くことで自然とゴシック体に近づくメリットもあり、バランスの良い字がかんたんに書けるようになりますよ。

関連記事:板書がうまくなるための5つのコツ!上手に書くテクニックとは?

見やすいホワイトボードにするためのポイント3つ

綺麗な字を書くことも大切ですが、見やすいホワイトボードにするためには、ほかの点も意識しましょう。ここでは見やすいホワイトボードにするポイントを3つ解説します。

  • 箇条書きで書く
  • 重要な部分は色を変える
  • 使い終わった後のホワイトボードは撮影する

それぞれ見ていきましょう。

箇条書きで書く

説明したい項目が複数ある場合は、箇条書きにしましょう。すべてを文章で書こうとすると字が曲がりやすくなりますし、時間もかかります。学生から見ても、見にくいと感じるホワイトボードになるでしょう。

要点を箇条書きでまとめれば、書く時間が短縮できて見やすさもアップします。余裕があれば、授業前に要点だけ書いておくのもよいでしょう。事前に準備しておけば、授業中は話すことに集中でき、学生の表情を見る余裕も生まれます。

重要な部分は色を変える

ホワイトボードで使う色は基本的に黒で問題ありませんが、強調したい部分では赤や青など色を変えるのもおすすめです。口頭だけよりも、伝わりやすくなるでしょう。また、字はすべて黒で書き、強調したい部分に赤や青で線を引きながら話すのも一つの方法です。

使い終わったあとのホワイトボードは撮影する

見やすいホワイトボードを書く自信がない先生は、授業が終わるごとに書いた板面を写真撮影して保存しましょう。どの部分が見にくかったのか客観的に振り返ることができます。

書いて振り返るを繰り返して改善していけば、徐々に見やすいホワイトボードが書けるようになるでしょう。板書が上手な先生に見てもらい、アドバイスをもらうのも上達への近道です。

授業以外にも!ホワイトボードを会議で有効活用しよう

ホワイトボードは授業以外にも、先生同士の会議やミーティングで大活躍するアイテムです。使いこなして、スムーズな会議を実現しましょう。

  • 会議での役割
  • 生産性の向上にも役立つ
  • 議事録代わりにも

それぞれ解説します。

会議での役割

会議の際にホワイトボードが持つ役割は、主に以下の3つです。

  • 目的やゴールの共有
  • 流れの可視化
  • 決定事項の共有

事前に会議の目的・ゴールを見える化することで、参加への意識を高められるでしょう。話すべき項目も書いておけば、会議もスムーズに進められます。また決定した内容を書き足していけば、情報の共有も簡単です。

生産性の向上にも役立つ

口頭だけの会議だと、認識のズレが発生しやすくなります。しかし、ホワイトボードに共有事項や新しく出た意見を書いておけば、再説明の手間がありませんし、すれ違いも防げます。結果的に時間の短縮や生産性の向上が期待できるでしょう。

議事録代わりにも

会議が終わったあとのホワイトボードを撮影すれば議事録代わりにもなります。文章を作成する手間が省けますし、参加する全員が話し合いに集中できる環境を作れます。議事録代わりにする際は、出た意見や決定事項を漏れなく書くようにしましょう。

まとめ

ホワイトボードに苦手意識を持つ先生も多いかもしれませんが、ポイントを押さえれば綺麗な字は書けます。見やすい板書ができれば授業の質が向上し、学生の学力アップにも役立つでしょう。

また会議でも活躍するアイテムです。業務効率化を図りたいと考えている先生は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のメディアディレクター
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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