コロナ禍を受け、情報収集手段としてインターネット、ホームページの重要性はますます高まっています。
「学校ホームページを改善して効果を高める」ことは、学生募集や学校ブランディングの重要施策。
ただ「改善」とはいっても何から手を付けていいか……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
「即効性のある学校ホームページの強化方法」について、ホームページのパーソナライズツール「TETORI(テトリ)」を開発・販売しているグルービーモバイル株式会社さんより寄稿いただきました。
目次
コロナ禍でホームページのアクセス数は増加傾向
総務省の調査によると、2020年5月のインターネットトラフィックは前年同月比で50%以上UPしました。
新型コロナウイルスの影響により、情報収集の手段としてホームページの重要性はますます高まっています。
[総務省]インターネットにおけるトラヒックの集計・試算(固定ブロードバンドサービス)
ホームページの効果を高める手段について
ホームページの効果を測る方法は様々ありますが、ここでは、学校ホームページのわかりやすい評価指標の一つである「ホームページから発生する資料請求やオープンキャンパスの申し込み数」を増やす手段をご紹介します。
ホームページ経由の申し込みを増やす手段は、大きく分けて二つあります。
ひとつは、ホームページを訪問してくれる人を増やす方法です。
代表的な方法としては、web広告や検索エンジン最適化(SEO)、SNSや外部サイトからの集客などの方法があります。
もうひとつの方法は、ホームページを訪問してくれた人の中で資料請求やオープンキャンパスの申し込みをしてくれる人の割合を増やす方法です。
申し込みをしてくれる人の割合を「コンバージョン率」といいます。
コンバージョン率を高める代表的な方法としては、ホームページのリニューアルがあります。
訪問者数を増やすこともコンバージョン率を高めることも、どちらも大事なことですが、「せっかく訪問者が増えてもコンバージョン率が低い」というのはもったいない状態といえます。
まずはホームページのコンバージョン率向上に取り組むのが効率的だといえるでしょう。
ホームページリニューアルの難しさ
「ホームページをリニューアルしよう」となると、今度はリニューアルの難しさに直面することも多いのではないでしょうか。
ホームページのリニューアルにあたって、アプローチ方法は多岐に渡ります。
- コンテンツ拡充
- デザイン・レイアウトの改善
- 導線の見直し
- フォームの改善
- スマホ最適化 など
いずれもホームページ制作に関する知識が必要で、時間も費用も大きくなりがち。
また、効果の良し悪しの判断も難しいため、すぐに実施することも、継続的に改善を続けることも、容易ではありません。
ホームページのパーソナライズという方法
大きな費用や時間をかけずにホームページのコンバージョン率を高める手段として、ホームページのパーソナライズツールを利用するという方法があります。
ホームページのパーソナライズとは、ホームページ閲覧者のアクセス情報やホームページ上での行動履歴(ページの閲覧経験や訪問回数など)を活用して、それぞれの閲覧者に最適な情報をお伝えする手法です。
ホームページのパーソナライズの例
例えば、下記のようなことをホームページで行います。
閲覧者の地域によって情報を出しわける
閲覧者のIPアドレス情報からアクセス元の都道府県情報を判別し、情報を出し分けることができます。
学校ホームページであれば、各地域で開催される進学説明会の情報を閲覧者のアクセス元情報にあわせて出し分けるというようなことができます。
閲覧回数によって情報を出しわける
ホームページを初めて訪問する方には就職実績や資格取得率など学校の強みを紹介するページへ誘導し、ホームページを複数回訪れているもののまだオープンキャンパスに申し込んでいない方には次回開催予定のオープンキャンパスの情報を紹介するというようなことができます。
ある自動車関係の専門学校では、ポップアップ表示を活用し、初めてホームページを見てくれた方には資料請求を訴求、再訪問の方には体験入学を訴求する施策を実施したところ、資料請求・体験入学の申し込みともにポップアップを表示しなかった場合と比べて3.5倍以上の申込率を実現しました。
※以下、ポップアップを表示しなかった場合を「通常時」と表現します。
ランディングページによって情報を出しわける
「トップページでは告知されている情報(たとえば最新のイベント情報)が中ページでは告知できていない」という場合に、「中ページから流入してきた閲覧者にはポップアップなどでその情報を知らせてフォローする」というようなことができます。
ある美容関係の専門学校では、高等教育の無償化に関する情報を訴求したところ、該当ページへの到達率は通常時と比べて約9倍となりました。
言語によって情報を出しわける
閲覧者のブラウザの言語設定を判別し、外国語の設定の閲覧者を外国語のページへ誘導することができます。
ある東京都の私立大学では、ブラウザ言語設定にあわせた言語でオープンキャンパスの告知ポップアップを表示したところ、ABテストでオープンキャンパス申込率が約2倍になりました。
ホームページのパーソナライズを実現するには
ここで紹介したのは一例ですが、このように閲覧者の状況にあった案内を行うためには、閲覧者のアクセス情報やホームページでの行動履歴を取得、蓄積、活用できる仕組みが必要なため、通常は大規模なシステム開発が必要になります。
しかしながら、クラウドで提供されるサービスを活用すれば、このような施策を月数万円程度で簡単に実施できます。
「即効性のある方法でホームページの強化をしたい」という場合、このようなツールの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
ホームページのパーソナライズツール「TETORI」
ホームページのパーソナライズツール「TETORI(テトリ)」は、ホームページの強化のための施策を簡単に実施できるサービスです。
TETORI(テトリ)の特徴は以下の通り。
- 豊富なテンプレートから課題に対応した施策を即実践可能
- ABテストによる継続的な効果の改善が可能
- シナリオの効果を明確に確認できるレポート機能を搭載
Webサイトの傾向分析や施策の効果検証が一元的に利用できるため、TETORI(テトリ)ひとつあれば、大きな費用や時間をかけずにホームページのコンバージョン率向上の取り組みを継続的に実施することが可能です。
無料で使えるお試し利用期間もありますので、興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
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グルービーモバイル株式会社
福岡発のSaaSベンダー。Webサイトのパーソナライズツール「TETORI(テトリ)」のほか、オンライン接客管理ツール「VIVIT LINK(ビビットリンク)」、マルチデバイス対応CMS「グルービーWebプラットフォーム」などを開発・販売しています。https://www.groovy-m.com/