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TOPコラムトレンド2024年はどんな1年だった?話題になったニュースまとめ

2024年はどんな1年だった?話題になったニュースまとめ

2025.01.22 (最終更新:2025.01.23) トレンド コラム

2024年も衝撃的な事件から明るい話題まで、多くのニュースが世間を賑わせました。あなたが一番印象に残っているのは、どのようなニュースですか?

本記事では、2024年に話題になった主なニュースを国内・国外別にピックアップしました。1年の振り返りや会話のネタにお使いください。なお、2023年のニュースは以下でまとめているので、併せてご覧ください。

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1月~3月にあった国内ニュースまとめ

1月〜3月にあったニュースの中でも、特に印象的だったのが次の5つです。新年早々、衝撃的な出来事の連続で多くの人を困惑させました。

  1. 能登半島で震度7の地震
  2. 羽田空港で日航機が衝突炎上
  3. 水原一平氏の違法賭博関与と窃盗疑惑が報じられる
  4. 日銀がマイナス金利政策の解除を発表
  5. 桐島聡容疑者が自ら名乗り出る

それぞれ振り返ってみましょう。

1.能登半島で震度7の地震

1月1日の午後4時過ぎ、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。石川県志賀町で震度7を観測したほか、七尾市、輪島市、珠洲市、穴水町では震度6強を観測。被害は広範囲に及び、住宅の倒壊や道路の寸断が各地で発生しました。

発生から1年近くが経とうとしていますが完全な復興には遠く、現在も多くの住民が避難生活を余儀なくされています。

関連記事: 防災月間で考えたい災害対策!いざという時に役立つ豆知識7選も紹介

2.羽田空港で日航機が衝突炎上

1月2日には、羽田空港で日本航空516便と海上保安庁の航空機が衝突炎上する事故が発生しました。乗員乗客合わせて379人が搭乗していましたが、乗員の素早い判断と対応によって全員機体から脱出。

しかし、残念ながら海上保安庁の航空機に乗っていた6人のうち5人が死亡という痛ましい事故となりました。前日に発生した、能登半島地震の支援に向かう途中だったようです。

3.水原一平氏の違法賭博関与と窃盗疑惑が報じられる

大谷翔平選手の通訳を長年務めてきた水原一平氏に、違法賭博関与と窃盗の疑惑が報じられました。大谷選手の銀行口座から計1600万ドル(約24億円)以上を不正に送金、違法賭博に使っていたとのこと。

この件に関して、大谷翔平選手は「信頼していた方の過ちというのを悲しく、というかショックですし、今はそういう風に感じています」と声明を発表しました。

関連記事: オンラインカジノの違法性とは?遊ぶリスクや若者がハマる3つの理由を解説

4.日銀がマイナス金利政策の解除を発表

日本銀行は3月19日に開いた金融政策決定会合で、長年続けてきたマイナス金利政策を解除し、金利を上昇させることを発表しました。日銀による利上げは約17年ぶり。解除の主な理由は、物価安定目標の実現が見通せる状況になったからとしています。

5.桐島聡容疑者が自ら名乗り出る

「内田洋」の名前で入院していた男性が、長年指名手配されていた桐島聡容疑者を名乗り死亡した事件。「最期は本名で迎えたい」などと話していたほか、事件の詳しい状況や関係者しか知り得ない情報を知っており、DNA鑑定の結果、本人と判明しました。

桐島聡容疑者は、1970年代に発生した連続企業爆破事件に関わった「東アジア反日武装戦線」のメンバーの1人で、容疑者死亡のまま書類送検となりました。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、1月〜3月は以下のニュースがありました。

  • 漫画家の鳥山明さんが死去
  • 京アニ放火事件の犯人に死刑判決
  • H3ロケット打ち上げ成功
  • 出生数75万人余で過去最少を更新

ドラゴンボールの生みの親である鳥山明さんの死去により、多くのファンや作家から追悼のコメントが相次ぎました。

4月~6月にあった国内ニュースまとめ

4月〜6月にあったニュースの中でも、特に印象に残ったのが次の5つです。

  1. 定額減税の実施
  2. 円安が加速し一時1ドル=160円台に
  3. 政治資金パーティー問題で自民党が39人の処分を決定
  4. 自動車メーカー5社が性能試験で不正
  5. 改正民法成立で「共同親権」導入へ

私たちの生活に大きく影響する話題が多かったように思います。それぞれ振り返ってみましょう。

1.定額減税の実施

令和6年度の税制改正に伴い定額減税が実施され、年間で1人あたり所得税3万円、住民税1万円が控除されました。手取りの増加を実感してもらうことが政府の狙いでしたが、一方で制度が複雑で企業の事務負担が増えたことから、効果が薄いのではという指摘もありました。

2.円安が加速し一時1ドル=160円台に

4月29日の外国為替市場では、円相場が一時1ドル=160円台を記録しました。これは1990年4月以来、34年ぶりのことです。その後は一転して1ドル=154円台まで値上がり。市場では為替介入を指摘する声もありましたが、財務省の神田財務官は「介入の有無について申し上げることはない」と述べています。

3.政治資金パーティー問題で自民党が39人の処分を決定

政治資金パーティーを巡る問題で、自民党は安倍派と二階派の議員39人の処分を決定。派閥の座長を務めた塩谷元文部科学大臣と、参議院側のトップだった世耕前参議院幹事長に離党勧告、下村元政務調査会長と西村前経済産業大臣は、1年間の党員資格停止となりました。

4.自動車メーカー5社が性能試験で不正

ダイハツ工業と豊田自動織機で相次いだ不正行為を受け、国土交通省がメーカー各社に調査を指示したところ、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社で「型式指定」に不正があったと判明しました。

その後、国土交通省は基準適合を確認するまで6車種の出荷を停止するよう3社に指示、ユーザーへは丁寧な対応と説明に努めるよう求めました。

5.改正民法成立で「共同親権」導入へ

離婚後も両親が共同で親権を持つことが可能となる「共同親権」を選択できるよう法律が改正され、2026年5月までに導入される見込みです。「離婚後も育児を分担しやすくなる」「親子の関りを失わずに済む」などメリットがある一方で「家庭内暴力(DV)やモラハラから逃れられない」「教育方針の決定に時間がかかるケースがある」など、さまざまな懸念が指摘されています。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、4月〜6月は以下のニュースがありました。

  • 熊本地震から8年
  • 天皇皇后両陛下がイギリス訪問
  • つばさの党の代表3人が逮捕
  • 海自ヘリ衝突で8人死亡

天皇皇后両陛下が国賓としてイギリスを訪問され、友好親善を深められました。一方で、海自ヘリの衝突事故など痛ましい事故もありました。

7月~9月にあった国内ニュースまとめ

7月〜9月にあったニュースの中でも、特に印象的だったのが次の5つです。

  1. 20年ぶり新紙幣が発行開始
  2. 防衛省が不祥事で幹部ら218人処分
  3. 「佐渡島の金山」が世界文化遺産に
  4. 斎藤元彦兵庫県知事がパワハラ疑惑で失職
  5. 令和の米騒動で売り場からお米が消える

大規模な不祥事や知事のパワハラ疑惑など衝撃的なニュースの一方で、佐渡金山の世界文化遺産登録など喜ばしいニュースもありました。それぞれ振り返ってみましょう。

1.20年ぶり新紙幣が発行開始

7月2日、20年ぶりに新しい紙幣が発行されました。一万円札には「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一、五千円札には女子専門教育の先駆者と評価される津田梅子、千円札には細菌学の分野で大きな功績を上げた細菌学者の北里柴三郎が描かれました。

2.防衛省が不祥事で幹部ら218人処分

防衛省では特定秘密の不適切な取り扱い、潜水手当の不正受給、基地内での不正飲食、パワハラ問題など4件の違反や不正が確認され、事務次官を含む218人が処分されました。200人以上が一斉処分されるのは極めて異例の事態で、海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は「再発防止に取り組むことで信頼回復に努めていく」と述べています。

3.「佐渡島の金山」が世界文化遺産に

インドの首都ニューデリーで開かれたユネスコの世界遺産委員会で、新潟県の「佐渡島の金山」が世界文化遺産として登録されることが決定。韓国の反発や推薦書の不備などさまざまな問題を乗り越え、念願の登録となりました。日本国内としては、26件目の世界遺産となります。

4.斎藤元彦兵庫県知事がパワハラ疑惑で失職

兵庫県の斉藤元彦県知事がパワハラ疑惑を報じられ、県議会から全会一致で不信任決議を突きつけられました。その後、斉藤氏は記者会見で失職を選び都知事選に出馬する方針を表明。11月17日の選挙で再選し、兵庫県知事に返り咲きました。

関連記事: ハラスメントの種類まとめ!事例や先生が気を付けるべき点を解説

5.令和の米騒動で売り場からお米が消える

2024年の夏は「令和の米騒動」と呼ばれるほど米不足が深刻化し、スーパーの棚から次々と米が消えました。2024年12月時点で流通は安定していますが、2023年と比べて約3割値上がりし、家庭の食卓や飲食店に大打撃を与えています。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、7月〜9月は以下のニュースがありました。

  • 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表
  • 最低賃金が過去最大の50円引き上げ
  • 福岡ソフトバンクホークスが4年ぶりのパ・リーグ制覇
  • パリ五輪で日本がメダル45個を獲得

初めての南海トラフ地震臨時情報に、不安を抱えた先生も多かったのではないでしょうか。またスポーツ関連で嬉しいニュースが多かった印象です。

10月~12月にあった国内ニュースまとめ

10月〜12月にあったニュースの中でも、特に印象的だったのが次の5つです。

  1. 大谷翔平選手が「50-50」を達成
  2. 袴田巌さんが無罪確定
  3. 郵便料金30年ぶり値上げへ
  4. 日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞受賞
  5. 石破新内閣が発足

大谷翔平選手の活躍に、日本のみならず世界が熱狂しました。それぞれ振り返ってみましょう。

1.大谷翔平選手が「50-50」を達成

マイアミで開催されたマーリンズ戦。ドジャースの大谷翔平選手が「50-50」を達成しました。1シーズンでホームラン50本、50盗塁を達成したのは大リーグ史上初の快挙です。なお、達成時のホームランボールは競売にかけられ439万2000ドル、日本円にして6億6000万円あまりで台湾の企業が落札しています。

さらに日本時間10月31日には強敵ヤンキースを倒し、ドジャースが4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇となりました。

関連記事: 大谷翔平選手も活用!マンダラチャート(目標達成シート)の作り方や成功のポイント

2.袴田巌さんが無罪確定

1966年6月30日に静岡県で一家4人が殺害された事件で、死刑が確定していた袴田巌さん。やり直し裁判が行われ、静岡地裁は有罪の決め手となっていた自白調書や、5点の衣類など証拠物が捜査機関による捏造と認定し、無罪判決を言い渡しました。

検察は無罪判決に控訴しない方針を表明し、逮捕から58年の時を経て袴田巌さんの無罪が確定。静岡県警察本部の津田隆好本部長は、警察として謝罪する意向を明らかにしています。

3.郵便料金30年ぶり値上げへ

日本郵便は、2024年10月1日から郵便料金を一斉に値上げしました。値上げは、1994年以来30年ぶりとなります。利用者の減少やコストの上昇を理由としており、たとえば重さ25g以下の封書は84円から110円に、ハガキは63円から85円への値上がりとなります。

4.日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞受賞

10月11日、核兵器廃絶を被爆者の立場から訴えてきた日本原水爆被害者団体協議会が、ノーベル平和賞を受賞しました。1974年の佐藤栄作元総理大臣以来、50年ぶりです。

受賞理由について、ノルウェー・ノーベル平和委員会は「核兵器のない世界の実現に向けて努力してきたこと」「核兵器が2度と使用されてはならないことを証言によって示してきたこと」の2つを挙げています。

5.石破新内閣が発足

9月27日に自民党総裁選挙が行われ、石破茂氏が新総裁に選出。その後、10月1日に衆議院本会議で行われた総理大臣指名選挙の決選投票で第103代総理大臣に指名され、石破新内閣が発足しました。

石破首相は「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」の五本の柱で日本の未来を創り、未来を守ると表明しています。

ほかにも多くのニュースがありました

ほかにも、10月〜12月は以下のニュースがありました。

  • フリーランス新法が施行開始
  • 横浜DeNAベイスターズが38年ぶり2度目の日本シリーズ優勝
  • 自民党本部前に火炎瓶が投げ込まれる
  • 諏訪理さんと米田あゆさんが宇宙飛行士に正式認定

横浜DeNAベイスターズが38年ぶり2度目の日本シリーズ優勝を飾り、多くのファンを歓喜させた一方で、物騒な事件も発生しました。またフリーランスや企業にとっては、フリーランス新法についてのニュースも関心が高かったのではないでしょうか。

2024年に世界で起こった印象的なニュースは?

日本だけでなく、世界でも多くのニュースがありました。特に印象的だった出来事は、次の3つです。

  • ロシア大統領選挙でプーチン氏が5度目の当選
  • イギリスで14年ぶりとなる政権交代
  • ドナルド・トランプ氏が次期大統領へ

それぞれ解説します。

ロシア大統領選挙でプーチン氏が5度目の当選

ロシアでは3月15日から17日にかけて大統領選の投票が行われ、過去最高の得票率でプーチン氏が圧勝しました。

プーチン氏は「私たちは1つのチームで家族だ。この選挙は、国民からの信頼の結果だ。感謝する」と述べて勝利を宣言。今回で5度目の当選となります。

イギリスで14年ぶりとなる政権交代

7月には、イギリスでも総選挙が行われました。結果は最大野党・労働党が650議席中412議席を獲得し、14年ぶりとなる政権交代が決定。スターマー党首が首相に就任しました。

スターマー首相は、演説で「イギリスの国民は、国の再生と国民のために尽くす政治に戻るための変革に、決定的な票を投じた。われわれはきょうから仕事を始める」と述べ、生活水準の改善や立て直しに全力を尽くす考えを主張しました。

ドナルド・トランプ氏が次期大統領へ

11月に開催されたアメリカ大統領選挙では、カマラ・ハリス副大統領を抑えてドナルド・トランプが次期大統領になることが決定しました。暗殺未遂事件などの危険を乗り越え、4年ぶりの政権奪還となります。

大統領経験者が返り咲きを果たすのは、実に132年ぶりのこと。今後の世界情勢にどのような影響を及ぼすのか、今後の動きが注目されます。

まとめ

2024年も、多くのニュースが世間を駆け巡りました。特にスポーツの分野では、大谷翔平選手の活躍が目立っていたように思います。記録を塗り替えるたびに、熱狂した先生も多かったのではないでしょうか。また新しい内閣が発足し、今後の法改正や経済的な動きも気になるところです。世間の動きに後れをとらないよう、2025年も定期的にニュースをチェックしましょう。

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この記事を書いた人
鶴巻 健太

鶴巻 健太

新潟在住のSEOディレクターで「新潟SEO情報局」というサイトを運営中
ウイナレッジのコンテンツ編集を担当
朝は農業を楽しみ、昼はスタバのコーヒーと共にパソコンに向かうのが日課

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