先生には制服がありませんので、どういった服装がよいのか悩むこともありますよね。
本記事では、女性の先生にふさわしい服装や、お勧めのブランド、TPOに合わせた服装などをご紹介します。
目次
女性の先生の服選びのポイント
服装はその人の印象を大きく左右します。
先生としてふさわしい服装を知り、信頼される先生を目指しましょう。
初めはスーツが鉄板
初めて赴任先に出勤するときの服装はスーツが鉄板です。
新任者として新しく学校に仲間入りをするので、スーツで礼節を示します。
また、先生の服装にも校風があります。
最初はスーツで出勤し、他の先生の服装を見て、その学校の校風に合わせていくとよいでしょう。
清潔感を保つよう心がける
過度なおしゃれや自己主張は、先生の仕事には必要ありません。
先生にとって大切なことは、学生に信頼されることです。
そのためには、きちんとしていて清潔感のある服装を心がけましょう。
常に身だしなみを整えておくという感覚が大切です。
TPOを考える
学校にはさまざまな行事があります。
卒業式では礼服を着たり、レクリエーションではジャージを着たりと、その時々に合った服装を準備しておく必要があります。
イベントの前になったら、先輩の女性の先生にどんな服を着ればよいのかを尋ねるとよいでしょう。
定番は襟付きシャツときちんと感のあるロングパンツ
襟付きのシャツを着ているだけで、きちんとしている印象を与えられます。
さらに脚を不必要に出さないロングパンツを合わせたコーデは、特別なイベントや運動するときを除いて、学校のどんなシーンにも対応できるベーシックなファッションといえるでしょう。
カーディガンは優秀アイテム
校内は場所によって寒暖差があります。
冬に外気の出入りが激しい部屋や、人の出入りが多い部屋、夏はクーラーが効きすぎて寒い場合もあります。
そんなとき、羽織るだけで体感温度の調節ができるカーディガンがあると便利です。
NGな女性の先生の服装
服装には社会性が現れますので、不適切な格好をしていては、学生だけでなく同僚の信頼も損ないかねません。
ここでは、女性の先生にとってNGな服装について見てみましょう。
露出の多い服
先生は学生を相手に学習支援をする仕事です。
露出の多い服では、学生をいたずらに刺激したり、不快な気持ちにさせたりしてしまうことがあります。
本来の仕事に支障をきたす服装は慎まなければなりません。
先輩の先生からの注意や保護者からのクレームを受けた場合、働きにくくなってしまうので、避けるようにしましょう。
カラータイツ
カラータイツは流行り廃りのあるアイテムですが、「きちんと感」が求められる先生にとって、カジュアル過ぎる印象を与えるのでNGです。
スカートを履く際に、寒さ対策のためにタイツを履くのはよいですが、黒かヌードカラーにしましょう。
またはベージュのストッキングを履くようにします。
気を付けたい女性の先生の身だしなみ
女性の先生が気を付けるべきものは服装だけではありません。
メイクやアクセサリーなども印象を左右します。
ここでは、全体的な身だしなみについて見ていきましょう。
メイクはナチュラルで
服装だけでなく、メイクも清潔感が感じられるナチュラルなものがよいでしょう。
派手なアイシャドウやラメは避けたほうが無難です。
ノーメイクよりも、軽くメイクをする方が社会人らしく、きちんとして見られます。
アクセサリーは華美でないものを
校風によっては、アクセサリーをよく思われない場合があります。
しかし、多くの学校ではシンプルな指輪やネックレスは容認されているようです。
身に着ける場合はあまり華美でないものを選ぶようにしましょう。
カラーリングは自然なものならOK
アクセサリーと同様に、校風によりますが、金・青・緑・赤などの髪色はNGな学校がほとんどです。
地毛のままか、暗めの茶色に止めておくと、不快感を与える心配がありません。
しかし、白髪染めによる明るめの茶色・栗色などは容認されることが多く、年配の人では明るい髪色の先生がいることもあります。
シーン別の服装
学校には、通常の授業だけでなく、さまざまなイベントがあります。
先生はその時々に合った服装を準備しておく必要があります。
入学式は明るい色のスーツで
卒業式ほど格式が高くありませんが、入学式は式典ですので、セレモニースーツが必要です。
季節柄、明るい色合いが好まれます。パステルカラーだと可愛らしくなり過ぎるので、白・ベージュ・グレーなどでまとめるのが無難でしょう。
アクセサリーは、パールのネックレスやコサージュがおすすめです。
普段は避けた方がよいピアスやイヤリングも、ネックレスに合わせた上品なものならOKです。
卒業式はブラックフォーマルや袴で
卒業式は、学生を送り出す最も格式が高いイベントなので、正装をします。
ブラックフォーマルか袴を着用しましょう。
袴は、卒業生と特に深い関わりがある先生が着ることが多いようです。
ストッキングやタイツは黒でも悪くないようですが「慶事に喪服を連想させるのでマナー違反」という意見もあるので、ヌードカラーを着用するのがおすすめです。
寒い場合は、インナーで対策するようにしましょう。
関連記事:【先生向け】もう悩まない!卒業式・入学式におすすめの服装を男女別に解説
学校説明会はきちんと感のあるスーツで
学校説明会での先生の姿は学校の印象を左右しますので、きちんとした服装がマストです。
そうなると、自然とスーツの一択になります。
パンツでもスカートでも構いませんが、シワがなく、体型に合ったものを選びましょう。
スカート丈は、膝が隠れるくらいのものがおすすめです。
色は、紺・グレー・黒など落ち着いたものを選びましょう。
女性の先生におすすめのブランド
どんな服を選べばよいのかがわかっても、どこで買えるのかがわからない……。
そんなお悩みを解決するため、ここではおすすめのブランドをご紹介します。
洗練されたアイテムが魅力「URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)」
デザインが凝っていてシルエットがきれいな服が多く、清楚で垢抜けた印象の「URBAN RESEARCH」。
都会的でスタイリッシュなアイテムが数多く揃えられ、選択肢が多いのも魅力です。
洗練されたアイテムはこなれ感を出してくれますので、学生に「おしゃれな先生」という印象を与えてくれるブランドです。
デイリーコーデにおすすめ「ViS(ビス)」
女性の先生は、毎日のコーデに悩みがち。
シャツもパンツも豊富に取り揃えている「ViS」は、そんな悩みを解決してくれます。
トレンドを取り入れ、オンでもオフでも着回しがきくアイテムが多いのが特徴です。
無難な服を集めた結果、堅苦しくなってしまいがちな先生コーデ。
しかし「ViS」の服はきちんと感と可愛さを併せ持っていますので、おしゃれに敏感な大人も満足させてくれます。
上品さを演出できる「nano・universe(ナノ・ユニバース)」
上品な先生は、安心感があるため学生から信頼を寄せられます。
「nano・universe」は派手すぎず、落ち着いた雰囲気を醸し出してくれるブランドです。
清楚できちんとしているアイテムが多く、学生の憧れとなるような上品な先生像を演出できます。
先生の意識が向きにくい靴も取り揃えていて「nano・universe」だけでトータルコーディネートが可能です。
先生に人気のブランド「UNIQLO(ユニクロ)」
先生の仕事は多岐に渡ります。
目が回る忙しさで、汗をかいたり、服が汚れてしまったりすることもあります。
そんなとき、洗濯に強い「UNIQLO」の服は重宝します。
ベーシックなデザインは個性的なアイテムとの相性もよく、着回しがききます。
きれいめな服が揃っており、特にアンクルパンツはおすすめです。
店舗数も多く、勤務終了後、気軽に買いに行くことができ、先生の強い味方のブランドといえます。
毎日の服装選びが面倒なら
自分のファッションセンスに自信がない、毎日のコーディネートが面倒……。
そんな方におすすめのサービスをご紹介します。
プロがコーデを考えてくれる「airCloset(エアークローゼット)」
プロのスタイリストがユーザーに代わって似合う服を選び、自宅まで届けてくれるファッションサブスクリプションサービスです。
スタイリストからアドバイスをもらえ、手持ちの服と合わせた着回しが分かります。
感想をもとに、次回はより自分に合った服をスタイリストが選んで届けてくれるのも魅力です。
オフィスカジュアルが多い「EDIST.CLOSET(エディストクローゼット)
大人の女性に特化し、女性誌で活躍するプロのスタイリストが旬のコーデを厳選して届けてくれるファッションレンタルサービスです。
プロが選んだコーデか自分で選んだ服のどちらかを毎月4着ずつレンタルできます。
1ヶ月レンタルできて、クリーニング代は不要です。
儀式的行事の時におすすめ「AnotherADdress(アナザーアドレス)」
礼服などの、使用頻度は高くないけれど信頼できるブランドがよいと思う服は、レンタルするのも賢い選択です。
AnotherADdressはMaison Margielaなどの洗練されたブランドの中から好みの服を選んでレンタルするサブスクリプションサービスです。
2つのプランがあり、レンタルできる枚数により料金が異なります。
気に入った服は購入することもできます。
まとめ
学生は驚くほど細かく先生の服装をチェックしています。
特に女子学生は、女性の先生のアイシャドウの色まで毎日見ていることもあります。
服装や身だしなみによって学生から寄せられる信頼も変わってきます。
プライベートではどんな服装をしても構いませんが、仕事では学生に見られているという意識を持って、TPOにふさわしい身だしなみを心がけることが大切です。
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